最新記事


【日本調剤】OTC薬シリーズ『5COINS PHARMA』、薬局向け取引開始

【日本調剤】OTC薬シリーズ『5COINS PHARMA』、薬局向け取引開始

【2023.06.26配信】日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原 庸介氏)は、税込550円均一の同社のOTC医薬品プライベートブランド『5COINS PHARMA』について、同社グループ以外の薬局を対象とした取引を開始したと公表した。


【日薬総会】岐阜県薬、敷地内薬局に関する3月の臨時総会での一般質問に言及

【日薬総会】岐阜県薬、敷地内薬局に関する3月の臨時総会での一般質問に言及

【2023.06.24配信】日本薬剤師会は6月24日に定時総会を開いた。その中で岐阜県薬剤師会は、敷地内薬局に関する3月の臨時総会での一般質問に言及した。


【零売】日薬山本会長、「規制するか否かの議論は本質を見誤っている」/総会会長演述で

【零売】日薬山本会長、「規制するか否かの議論は本質を見誤っている」/総会会長演述で

【2023.06.24配信】日本薬剤師会は6月24日に定時総会を開いた。その中の会長演述で、山本信夫氏は零売の問題に触れた。厚労省の医薬品販売制度に関する検討会について、「闇雲にいわゆる零売を規制するか否かという議論は本質を見誤ったものと言わざるを得ません」と述べ、零売そのものの規制は望ましくないとの意向をにじませた。販売方法についての局長通知に準拠していない販売をまずは指導すべきとの意向も示唆し、「準拠せずに販売することを放置」していると問題提起している。さらに政策提言の“共用薬”について触れた上で、「必要以上の規制が設けられるような事態とならぬよう」、「積極的に意見を主張していかなくてはなりません」と述べた。


【市民団体】緊急避妊薬OTC化の「試験的運用」に反対する要望書提出/厚労省医薬品審査管理課長へ

【市民団体】緊急避妊薬OTC化の「試験的運用」に反対する要望書提出/厚労省医薬品審査管理課長へ

【2023.06.23配信】「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト」は6月23日、厚労省に要望書を提出した。厚労省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で検討が進んでいる緊急避妊薬のOTC化に関わる「試験的運用」に反対し、全国的なOTC化早期実現を求めるもの。


【OTC薬_5月の市場】総合感冒薬など前年2桁増/インバウンド店の貢献も

【OTC薬_5月の市場】総合感冒薬など前年2桁増/インバウンド店の貢献も

【2023.06.22配信】インテージヘルスケアは6月22日、「2023年5月度 OTC医薬品(一般用医薬品) 市場概況」を公表した。それによると、2023年5月度のOTC市場は前年比112.4%で、過去5年間で最も高い実績となった。インバウンド店の貢献が大きい総合感冒薬などの薬効が好調だった。


【大木ヘルスケアHD】店頭と行政との連携提案/松井社長「社会課題解決に貢献」

【大木ヘルスケアHD】店頭と行政との連携提案/松井社長「社会課題解決に貢献」

【2023.06.21配信】ヘルスケア卸の大木ヘルスケアホールディングスは6月20~21日に都内で提案商談会を開催。2日目となる21日は同社社長の松井秀正氏が開催に際した会見を行った。松井社長は保険財政の逼迫や労働人口減少の中で国がやりきれないことを民間が行っていく潮流が強まるのではないかと指摘。同社としても商品の紹介だけでなく、店頭と行政の連携につながるようなイベント実施提案などにより「微力ながら社会課題解決に貢献していきたい」と語った。


【中医協】保険者「過度な薬価差について突っ込んだ議論を」/有識者検討会の報告書受けて

【中医協】保険者「過度な薬価差について突っ込んだ議論を」/有識者検討会の報告書受けて

【29023.06.21配信】厚生労働省は6月21日に中央社会保険医療協議会(中医協)薬価専門部会を開き、令和6年度の薬価改定のスケジュールや主な課題などについて議論した。この中で保険者側である1号委員の全国健康保険協会(協会けんぽ)理事長の安藤伸樹氏は「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」の報告書に関連して、過度な薬価差が発生する問題と薬価差の偏在の問題について「突っ込んだ議論が必要」との考えを表明した。


【中医協】「急性期充実体制加算」の届出困難理由に"敷地内薬局"

【中医協】「急性期充実体制加算」の届出困難理由に"敷地内薬局"

【2023.06.21配信】厚生労働省は6月21日に中央社会保険医療協議会(中医協)を開き、令和4年度調査結果(速報)を公表した。その中で「急性期充実体制加算」の届出困難理由について敷地内薬局への対応として導入された経緯のある「特定の保険薬局との間で不動産取引等その他の特別な関係の賃貸借取引がないこと」との要件を挙げる回答が多かったと報告された。


【チェーンドラッグストア協会】松本清雄氏(マツキヨココカラ&カンパニー社長)が新理事入り

【チェーンドラッグストア協会】松本清雄氏(マツキヨココカラ&カンパニー社長)が新理事入り

【2023.06.20配信】日本チェーンドラッグストア協会は6月16日に通常総会を開き、組織人事などを決定した。松本清雄氏(マツキヨココカラ&カンパニー 代表取締役社長)が新理事入りした。今年は改選期ではないが、理事企業の事情により交代があったものとしている。


【日薬】骨太方針へのコメント公表/「社会保障財源の拡充は必要」

【日薬】骨太方針へのコメント公表/「社会保障財源の拡充は必要」

【2023.06.19配信】日本薬剤師会(日薬)は6月19日、「経済財政運営と改革の基本方針 2023」(骨太方針)及び「規制改革実施計画」等の閣議決定を受けてコメントを公表した。骨太方針では財源問題に触れ、「社会保障財源の拡充は必要」とし、トリプル改定へ向けて「本年12月の令和6年度予算編成過程に向けて引き続き注視」していくとした。また規制改革実施計画の訪問看護ステーションへの必要最小限の医薬品配置の是非については、日薬の訴えを「概ねご理解いただけた」とした。


【規制改革実施計画閣議決定】調剤の「外部委託」、特区“関連”取組

【規制改革実施計画閣議決定】調剤の「外部委託」、特区“関連”取組

【2023.06.16配信】政府は6月16日、「規制改革実施計画」を閣議決定した。調剤業務の一部外部委託に関しても記載され、法令改正を含む制度整備を安全確保を前提に早期に行うことを検討するとされた。「令和5年度以降早期に検討・結論」とされた。また、特区事業とはされなかったが、特区も関連する取組とされた。


【骨太方針閣議決定】トリプル改定、「物価高騰・賃金上昇」踏まえた「必要な対応」明記

【骨太方針閣議決定】トリプル改定、「物価高騰・賃金上昇」踏まえた「必要な対応」明記

【2023.06.16配信】政府は6月16日、「経済財政諮問会議」と「新しい資本主義実現会議」の合同会議を開催。「経済財政運営と改革の基本方針 2023」(骨太方針)などをとりまとめ、その後開いた臨時閣議で閣議決定した。次期診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定については、「物価高騰・賃金上昇、経営の状況、支え手が減少する中での人材確保の必要性、患者・利用者負担・保険料負担への影響を踏まえ、患者・利用者が必要なサービスが受けられるよう、必要な対応を行う」と明記した。原案では負担について「抑制の必要性を踏まえ」との記載があったが、「抑制」というネガティブな記述から変更があった。


【日本チェーンドラッグストア協会】「調剤報酬専門委員会」を設置

【日本チェーンドラッグストア協会】「調剤報酬専門委員会」を設置

【2023.06.16配信】日本チェーンドラッグストア協会は6月16日に定例会見を開き、「調剤報酬専門委員会」を設置したことを説明した。協会加盟企業における調剤実施店舗数、調剤売上が増加している中で、調剤報酬改定が事業に与える影響も大きくなっているとして、専門委員会として活動することにしたもの。


【調剤報酬不正請求】三重県伊賀市「おだいじに薬局」(エスペランサ株式会社)/受付回数を改ざん

【調剤報酬不正請求】三重県伊賀市「おだいじに薬局」(エスペランサ株式会社)/受付回数を改ざん

【2023.06.16配信】東海北陸厚生局は、三重県伊賀市の「おだいじに薬局」(エスペランサ株式会社)について処方箋受付回数の改ざんがあったとして、 6月15日に「保険薬局の指定の取消相当の取り扱い」としたことを公表した。5年間は保険薬局の再指定しない。不正請求額は452万2648円。


【大賀薬局】障がい者雇用の新しい業務提携モデル/カムラック社と

【大賀薬局】障がい者雇用の新しい業務提携モデル/カムラック社と

【2023.06.15配信】福岡県を中心に薬局やドラッグストアを運営する大賀薬局(所在地:福岡市博多区、代表取締役:大賀崇浩氏)は6月15日、株式会社カムラック(所在地:福岡市博多区、代表取締役:賀村研氏)と、障がい者の就労支援を目指して業務提携することを公表した。6月22日には記者会見も開く予定。


【長野県のスーパー】薬局を初出店/「綿半スーパーセンター権堂店」(長野市)リニューアルで

【長野県のスーパー】薬局を初出店/「綿半スーパーセンター権堂店」(長野市)リニューアルで

【2023.06.14配信】綿半ホールディングスのグループ会社である綿半ホームエイド(本社:長野県長野市、代表取締役社長 牧島 禎彦氏)は6月14日、綿半スーパーセンター権堂店(長野市)のリニューアルオープンに際して薬局をオープンした。綿半ホールディングスには薬局を運営する綿半ドラッグがあるが、主にスーパーを運営している綿半ホームエイドで薬局出店は初。「お買物をしている間に薬が処方され、さらなるワンストップショッピングが可能に」としている。


【医薬品販売制度検討会】市販薬の濫用問題、オンライン服薬指導による販売が俎上に

【医薬品販売制度検討会】市販薬の濫用問題、オンライン服薬指導による販売が俎上に

【2023.06.13配信】厚生労働省は6月12日、「第5回医薬品の販売制度に関する検討会」を開催。この日は「濫用等のおそれのある医薬品」についても議題になった。事務局は「オンライン服薬指導を用いた販売方法とすることについて、どのように考えるか」と論点を提示。委員から賛成の声が多くあがった。ネット販売がメールなどのやりとりであるのに対して、オンライン服薬指導による販売は画像・音声を用いたリアルタイムの双方向通信を想定しており、より本人確認などで実効性があるとみられる。


【医薬品販売制度検討会】“零売“、「法律上明確に規定」を論点に/やむを得ない場合の例示なども

【医薬品販売制度検討会】“零売“、「法律上明確に規定」を論点に/やむを得ない場合の例示なども

【2023.06.12配信】厚生労働省は6月12日、「第5回医薬品の販売制度に関する検討会」を開催。事務局は「 処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売」、いわゆる零売について「法律上明確に規定」することを論点に示した。「やむを得ない場合などの必要最小限に留める(法律上根拠を設けるとともに、やむを得ない場合の考え方を明確化する)」などの事項も論点に示した。


【販売制度検討会】「一定期間を経過しても一般用医薬品に移行しない区分設定」を論点に/スイッチ検討会での議論踏まえ

【販売制度検討会】「一定期間を経過しても一般用医薬品に移行しない区分設定」を論点に/スイッチ検討会での議論踏まえ

【2023.06.12配信】厚生労働省は6月12日、「第5回医薬品の販売制度に関する検討会」を開催。事務局は「要指導医薬品から一定期間を経過しても一般用医薬品に移行しない区分を設定することについて、どう考えるか」との論点を示した。「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」でも緊急品薬の取り扱いにおいて一定期間を過ぎると一般用医薬品に移行してしまう現行制度に対して問題との意見が出ていた。こうした区分の創設はスイッチ推進にもつながるとの意見もこれまでの議論で示されており、制度変更となるのか、注目される。


【保険薬局経営者連合会】「生き残るのは外部委託に頼らない自立した薬局」/山村真一会長講演

【保険薬局経営者連合会】「生き残るのは外部委託に頼らない自立した薬局」/山村真一会長講演

【2023.06.12配信】保険薬局経営者連合会(薬経連)は6月11日にスプリングフォーラムを開催した。この中で講演した山村真一会長は、「生き残るのは外部委託に頼らない自立した薬局だ」と述べ、中小規模の薬局が調剤の一部を委託することに関して懸念を示した。スピード、安全性、コストの3つ面から効率化にはつながらない可能性が高いとの考え。これまで薬剤師会関係者からは外部委託に懐疑的な意見は出ていたが、薬剤師会以外の団体からも外部委託のメリットを疑問視する声が出た。


【電子処方箋】リフィル対応機能を今秋リリース/プレ運用を経て本格普及へ

【電子処方箋】リフィル対応機能を今秋リリース/プレ運用を経て本格普及へ

【2023.06.08配信】厚生労働省は6月8日、健康・医療・介護情報利活用検討会 「電子処方箋等検討ワーキンググループ」を開き、電子処方箋においてリフィル対応機能を今秋にリリースする方針を示した。ただ、プレ運用期間を設けてからの本格普及とする方向。


【日薬要望全文】既卒薬剤師の病棟等での研修推進なども/令和6年度予算要望

【日薬要望全文】既卒薬剤師の病棟等での研修推進なども/令和6年度予算要望

【2023.06.07配信】日本薬剤師会は6月7日に定例会見を開き、「令和6年度予算及び税制改正に関する要望」を公表した。本稿ではそのうち、予算要望を掲載する。改定財源の確保のほか、医療計画に基づく対人業務強化、地域医薬品提供計画の実現についても記載。既卒薬剤師の病棟等での研修推進なども掲げている。


【骨太方針2023原案公表】トリプル改定、物価・賃金上昇や人材確保の必要性から「必要な対応」

【骨太方針2023原案公表】トリプル改定、物価・賃金上昇や人材確保の必要性から「必要な対応」

【2023.06.07配信】政府は6月7日、経済財政諮問会議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2023」原案を公表した。来春の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービスのトリプル改定に関しては、物価高騰・賃金上昇、 経営の状況、支え手が減少する中での人材確保の必要性から「必要な対応を行う」とした。ただ、「患者・利用者負担・保険料負担の抑制の必要性」も踏まえるとした。さらに与党とも調整を続け、今月中旬にとりまとめを目指す。


【日本薬剤師会】服薬フォローアップの現状調査へ

【日本薬剤師会】服薬フォローアップの現状調査へ

【2023.06.07配信】日本薬剤師会は6月7日に定例会見を開き、服薬フォローアップの現状について調査することを明らかにした。


【厚労省_有識者検討会】実施状況のフォローアップなどで今後も検討会継続へ/新たな課題の検討も

【厚労省_有識者検討会】実施状況のフォローアップなどで今後も検討会継続へ/新たな課題の検討も

【2023.06.06配信】厚生労働省は6月6日に開いた「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」について今後も継続していく方針を明らかにした。実施状況のフォローアップなどを行うほか、人口構造の変化や技術革新など、医薬品産業を取り巻く環境の変化を踏まえ、新たな課題も検討する方針。


【厚労省_有識者検討会】「適正な医薬品流通」へ向け「流通改善GL改訂」/報告書案

【厚労省_有識者検討会】「適正な医薬品流通」へ向け「流通改善GL改訂」/報告書案

【2023.06.06配信】厚生労働省は6月6日、「第13回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」を開催し、検討会報告書(案)を公表した。「適正な医薬品流通」へ向け流通改善ガイドラインを改訂するなどと対策の方向性を示した。報告書の微修正については座長預かりとなり、大筋では了承された格好。


【緊急避妊薬の薬局での利用】「研修を受けた薬剤師の対面で服用すること等を条件に」/男女共同参画の重点方針 2023

【緊急避妊薬の薬局での利用】「研修を受けた薬剤師の対面で服用すること等を条件に」/男女共同参画の重点方針 2023

【2023.06.05配信】政府は6月5日、「男女共同参画会議」を開き、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」の原案を公表した。緊急避妊薬については、「緊急避妊薬に関する専門の研修を受けた薬剤師 の十分な説明の上で対面で服用すること等を条件に、緊急避妊薬を処方箋なしに薬局で適切に利用できるよう」、着実な検討を進めるとした。


【阪神調剤擁するI&H】へき地・離島への開局進める/最西端の薬局を与那国島に

【阪神調剤擁するI&H】へき地・離島への開局進める/最西端の薬局を与那国島に

【2023.06.05配信】阪神調剤薬局擁するI&Hは、へき地や離島への薬局開設を進めている。4月3日には日本最西端の薬局となる「ばんた薬局」(沖縄県八重山郡与那国町与那国85)を開設。住民から喜ばれている声などが地元紙でも紹介され、話題となっている。


【M&A】阪神調剤薬局擁するI&H、病院内売店企業を買収

【M&A】阪神調剤薬局擁するI&H、病院内売店企業を買収

【2023.06.02配信】I&H株式会社(本社兵庫県芦屋市、岩崎裕昭社長)は6月2日、6月1日付けで株式会社フードテックジャパンおよびZ.Z.Biz.株式会社の株式100%の譲受けについて、株式譲渡契約を締結したと公表した。株式100%の取得日は6月上旬の予定。フードテックジャパンとZ.Z.Biz.は、病院内売店などを手掛けている。


【国家戦略特別区域諮問会議】外部委託想定か、「規制改革と連携を」/民間議員

【国家戦略特別区域諮問会議】外部委託想定か、「規制改革と連携を」/民間議員

【2023.06.01配信】政府は6月1日、「第16回 規制改革推進会議」「第58回 国家戦略特別区域諮問会議」を合同開催し、民間議員による「国家戦略特区 今後の進め方について」の資料を公表した。この中で規制改革推進会議との連携の重要性を指摘し、中でも「薬剤師の地域における対人業務の強化」などについての連携拡充を指摘した。「薬剤師の地域における対人業務の強化」の文言は、これまで規制改革の議論では調剤の外部委託に関しても使われてきた。


ランキング


>>総合人気ランキング