人気記事一覧
【薬剤師需給問題】“新しい仕事”を生み出さない限り「超過剰時代」がくる
【2020.08.18配信】厚生労働省は今年7月、「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」を立ち上げ、薬剤師の需給調査を新たに行う方針を示している。 背景にあるのは、医療の在り方、人口構成、IT・機械化と、環境がこれまでないほど変化しているからだ。「過去の経緯から未来を推計」してきた従来の手法では、現実と乖離が大きくなることは目にみえている。これら、変動要因を加味して需給を考えた場合、どのような結論が待っているのか。「薬剤師過剰時代」の到来を予想する薬局関係者は少なくないだろう。
【2025.08.19配信】スギホールディングス株式会社は8月19日、埼玉県を中心に調剤併設型ドラッグストアを展開する株式会社セキ薬品の株式(3万7929株、持株比率 34.8%)を取得し、持分法適用会社とすることについて決定し、同日、株式譲渡契約を締結したと公表した。
【中医協】医療DX推進体制加算、10月から3区分に/マイナ保険証利用率に応じて
【2024.07.17配信】厚生労働省は7月17日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、医療DX推進体制整備加算の取り扱いについて議論した。
【猪瀬直樹議員】OTC類似薬の削減で1370億円の新たな試算提示/成分と含有量同一のOTCあるもので
【2025.04.08配信】日本維新の会の猪瀬直樹議員は、OTC類似薬の保険適用除外のテーマに関連して、新たな削減額を提示。成分と含有量が同一のOTC薬のあるOTC類似薬を保険適用除外にすることによって1370億円の薬剤費が削減できるとした。試算額はまだ一部であるとし、今後も同様のOTC類似薬の検証をするとした上で、猪瀬氏は「とっかかりとしてはよい案だと思う」とした。社会保障改革に関する自民・公明・維新による3党協議に関連するものとして、8日の参議院厚生労働委員会で質疑を行ったもの。
なぜ“あの大賀薬局”はDM1枚から新しいテクノロジーを導入したのか? 調剤薬局で導入進む“売上金を薬局外に持ち出さない術”
【2021.01.31配信】「薬剤戦師オーガマン」を生み出した企業として知られている大賀薬局(福岡県)。同社は社長宛に届いた1枚のDM(ダイレクトメール)をきっかけに、最近、新しいテクノロジーを一部の調剤薬局店舗に導入した。社員が売上金を薬局の外に持ち出さなくて済むものだ。なぜ、DMがきっかけで導入まで至ったのか。その背景には同社が進める組織活性化の取り組みがあった。社長の大賀崇浩氏に聞いた。
【調剤報酬改定疑義解釈】服薬情報等提供料1、2、3は同一月に1回算定可能
【2022.04.12配信】厚生労働省は4月11日、今春の調剤報酬改定に係る「疑義解釈その3」を発出した。この中で服薬情報等提供料については、「1、2又は3をそれぞれ同一月に1回算定することは可能」とした。そのほか、服薬情報等提供料3については、「保険医療機関への情報提供時又は患者の次回来局時に算定できる」としている。
【厚労省中医協】コロナ特例、調剤の緊急薬剤配送の算定は継続評価へ/点数は未定
【2023.03.08配信】厚生労働省は3月8日、中央社会保険医療協議会 総会を開き、「新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱い」を議論した。この中で調剤における、「自宅・宿泊療養患者に緊急に薬剤を配送した上での対面/電話等による服薬指導(対面500点、電話等200点)」については継続して評価する方針が示され、概ね了承された。ただし、点数については言及はなく、減点の可能性はありそうだ。近く、とりまとめを行う見込み。
【厚労省】10月から電子処方箋利用申請を開始/10月17日にオンライン説明会
【2022.09.06配信】厚生労働省は10月から電子処方箋利用申請を開始する(運用開始は令和5年1月から)。これを受けて、10月17日にはオンライン説明会を開催する。
【日本薬剤師会】研究用抗原定性検査キットの販売を行わないよう周知
【2022.05.13配信】日本薬剤師会は5月11日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の研究用抗原定性検査キットの販売を行わないよう周知したとした。
【緊急避妊薬と薬剤師】研修を受けて在庫も置いた荒川区の薬剤師の話
緊急避妊薬のアクセスを高めるために薬局での販売を求める声が市民から大きくなっているのは周知の通りだ。こうした動きの中、受け皿としての期待が高まっている薬剤師側の声は必ずしも大きくはない。しかし、緊急避妊薬に限定した知識だけでなく、女性特有の健康に関する知識、地域の機関へつなげられるスキルなど、生活者の要望に応えられる力を着々とつけ始めている薬剤師は少なくない。荒川区の薬剤師・鈴木怜那氏もその一人だ。
【薬剤師によるワクチン接種研修の経緯と展望】昭和薬科大学・渡部一宏教授が総説を投稿/「国民が薬剤師をワクチン接種の打ち手として異議なく受け入れてくれる準備を」
【2022.05.23配信】昭和薬科大学教授の渡部一宏氏はこのほど、同氏がこれまで展開してきた薬剤師によるワクチン接種をめぐる活動などについて総説をまとめ、「昭和薬科大学紀要」に投稿した。臨床検査技師と救急救命士については日常的に採血や注射を行っていることから特例で「ワクチン接種の打ち手」に加えることが決まったといった、これまでの経緯を詳細にまとめているほか、既卒薬剤師や薬科大学での早急な研修教育が必要だと提言している。
【コロナ感染判明】サンキュードラッグ北九州市、ココカラファイン神奈川県横浜市の店舗
【2020.08.13】サンキュードラッグ北九州市、ココカラファイン神奈川県横浜市、各店舗のスタッフが新型コロナウイルスに感染していることが判明した。そのほか、調剤チェーン企業店舗でも新型コロナウイルスの感染が確認されている。I&H大阪府大東市、アイセイ薬局東京都新宿区の店舗で判明している。
【日本薬剤師会】“クラウド”HPKIのサービス提供へ/あくまで HPKIカードの補完として
【2022.09.02配信】日本薬剤師会は、日本医師会、医療情報システム開発センターなどと共同で、クラウドで電子署名のできる「HPKI セカンド電子証明書」の提供を開始すると公表した。 HPKI 電子証明書は、HPKI カード保有者に対して発行するもので、あくまで HPKIカードを補完する位置付けのものとなる。
【2020.11.12配信】ココカラファインは兵庫県を中心に70店舗の調剤薬局やドラッグストア等を展開するフタツカホールディングス(代表者:二塚安子氏)の全株式を取得し、子会社化したと公表した。
【M&A】クオールがパワーファーマシー(栃木県、38薬局)の株式取得へ/栃木県でクオールが最大規模の薬局企業に
【2023.01.10配信】クオールホールディングスは1月6日、株式会社パワーファーマシーの株式取得に関して株式譲渡契約書を締結したと公表した。
【医薬品のデリバリー開始】ツルハ、「Wolt」(ウォルト)と提携/30分程度で配送
【2021.08.19配信】ツルハホールディングス子会社のツルハは、デリバリーサービスの「Wolt」(ウォルト)と提携し、医薬品のデリバリーを開始する。30分程度で配送するとしている。
【調剤報酬_疑義解釈】夜間休日対応の周知、「薬剤師会会員のみの整理」は算定不可
【2024.04.26配信】厚生労働省は4月26日、令和6年度調剤報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その3)」を発出した。
【M&A】クスリのアオキHD、福島県いわき市のスーパー「一二三屋」の買収を決議/売上規模は24億円/2022年3月付け
【2021.11.04配信】クスリのアオキホールディングスは11月4日、2022年3月付けで福島県いわき市のスーパー「一二三屋」を買収することを決議したと告知した。一二三屋は直近の売上高は24億円。買収後は子会社のクスリのアオキが一二三屋を吸収合併する。
【スギHD】信州大学医学部附属病院の敷地内薬局で優先交渉者に
【2021.06.21配信】スギホールディングスは、国立大学法人信州大学医学部附属病院(長野県松本市 病院長 :川真田樹人氏)が 2021 年 3 月 22 日より公募開始した敷地内院外薬局等整備運営事業に応募し、優先交渉権者に選定されたと告知した。
【ツルハHD人事】子会社ドラッグイレブン社長に半澤剛氏(ツルハ関東店舗運営本部長)/半澤氏はHD新任執行役員にも就任
【2022.04.07配信】ツルハホールディングスは4月7日、同日開催の取締役会において、HD執行役員人事と子会社の代表取締役の異動(社長交代)を決定した。子会社ドラッグイレブン社長に半澤剛氏(ツルハ関東店舗運営本部長)が就く。半澤氏はHD新任執行役員にも就任する。ドラッグイレブンの現社長である畑井慎司氏は退任する。