薬局企業の動向
【全薬剤師必見】改正薬機法対応の「法的知識の基礎」作成・公表/日本薬剤師会/「薬局・薬剤師のための 医療安全にかかる法的知識の基礎(第2.1 版)」
【2022.06.29配信】日本薬剤師会は6月29日に会見を開き、「医療安全にかかる法的知識の基礎(第2.1 版)」を作成したことを報告した。先般の改正薬機法に対応したもの。改正薬機法では管理薬剤師が開設者に意見を述べる義務も規定しているため、現場の薬剤師が持っておくべき必須知識といえる。日本薬剤師会のホームページから誰もが閲覧することができる。https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/pharmacy-info/chisiki_2022.pdf
【日本薬剤師会総会】会長演述全文「本会が長年提案してきた“リフィル処方箋”が導入」
【2022.06.27配信】日本薬剤師会は6月25・26日の両日に第100回定時総会を開いた。初日の25日には会長演述があり、山本信夫会長は「本会が長年提案してきた“リフィル処方箋” 」が導入されたと述べた。
【日本薬剤師会総会】不適切な零売、今年度中にも対応へ/岩月常務理事「来年という話ではない」
【2022.06.27配信】日本薬剤師会は6月25・26日の両日に第100回定時総会を開いた。この中で26日の一般質問で、零売に関する質疑があった。
【2022.06.24配信】アニメ『異世界薬局』と公益社団法人日本薬剤師会とのコラボレーションが決定した。
【東京都薬剤師会】永田会長、規制改革の議論に危機感「実績ある薬剤師が相当の評価を受けられるよう改革必要」
【2022.06.20配信】東京都薬剤師会は6月18日に通常総会を開いた。会長挨拶で永田泰造氏は昨今の規制改革の議論に強い危機感を示し、「実績ある薬剤師が相当の評価を受けられるよう改革していかなければならない」と話した。
【日本病院薬剤師会通常総会】 木平日病薬会長 日薬との“統一”の方向性は否定
【2022.06.20配信】日本病院薬剤師会の木平健治会長は、6月18日に都内(Web 併用)で開催された第65回通常代議員会で、日本薬剤師会との“統一問題”について、「病院という組織のなかの一員の集まりとしての組織活動を、今後も進めていくべきだと思っています」と述べた。先の日薬臨時総会(3月5日)で山本信夫日薬会長が「いつでも門戸を開いています」と発言したことに対して見解を求める代議員の質問に回答したもの。従来路線を踏襲した。なお、総会では武田泰生次期会長始めとする新体制を承認した。
【薬剤師等の有志プロジェクト】東京・荒川でワークショップ開催/更年期女性ヘルスケア講座、こども薬剤師体験、スパイスクラフトコーラ作り、日本酒講座など
【2022.06.15配信】東京都荒川区の薬局「OGP薬局荒川店」の薬剤師・鈴木怜那氏が中心となって活動している「りんごプロジェクト」は、2022年6月25日(土)10時~17時に「ARAKAWA ii VILLAGE(荒川区西尾久3-5-5) 」を会場にワークショップを開催する。「りんごプロジェクト」は薬剤師をはじめとする医療従事者が集まり、自分の職域にとどまらず区民の身近な健康相談先となるよう、自身の得意を持ち寄り、さまざまなことにチャレンジする任意団体。6月の同イベントでは 、更年期女性ヘルスケア講座、こども薬剤師体験、スパイスクラフトコーラ作り、日本酒講座などを展開する。
【日病薬】卒後臨床研修の報告書公表/6カ月間の卒後病院研修を提案
【2022.06.13配信】日本病院薬剤師会は6月9日、「令和3年度卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検討事業の実績報告書」を公表した。6カ月間の卒後病院研修などの提案も含まれている。誰でもHPから見ることができる。https://www.jshp.or.jp/jyutakujigyo/sotsugorinsyo.html
【日病薬】「地域医療連携実例集(Vol.3)」を公表/ICTを活用し連携実績を可視化した事例など
【2022.06.13配信】日本病院薬剤師会は6月9日、「地域医療連携実例集(Vol.3)」を公表した。ICTを活用し連携実績を可視化した事例などを掲載している。HPから誰でも見ることができる。
【東京都薬剤師会】8月の日本薬学教育学会大会への参加呼びかけ/生涯教育委員会の立ち上げも視野
【2022.06.10配信】東京都薬剤師会は6月10日に定例会見を開いた。その中で8月20日・21日に開催される「第7回日本薬学教育学会大会」への薬剤師の参加を呼び掛けた。都内にある北里大学薬学部が実行委員を務めるため東京都薬剤師会が後援していることに加え、東京都薬剤師会生涯研修認定制度の研修単位が2単位(1日)が取得できる予定になっている。同大会は教育関係者の参加が多いというが、永田泰造会長は薬剤師の参加が増えれば将来的に生涯学習委員会をつくることもできるとの展望に触れた。
【東京都薬剤師会】学生会員との意見交換会を開催/学生同士のコミュニティづくりに都薬も貢献
【2022.06.10配信】東京都薬剤師会は6月10日に会見を開き、7月2日に東京都薬剤師会の学生会員との意見交換会を開催することを報告した。ざっくばらんな会にしたいとし、学生同士のコミュニティづくりに都薬も貢献することを目的としている。永田泰造会長は、地域に密着した薬局への就職を躊躇する理由の1つに「同僚が少ない」ということが挙がっていることが分かったために仲間づくりも1つの目的だとした。
【日本保険薬局協会】リフィル調査を公表/ドラッグストア調剤の受付比率高い
【2022.06.09配信】日本保険薬局協会は6月9日に定例会見を開き、リフィル処方箋に関する調査結果を公表した。ドラッグストア併設型の薬局の方が受付割合が高いなどの傾向があった。
【日本保険薬局協会】骨太方針、「生産性向上のためのタスクシェアに注目」/首藤会長
【2022.06.09配信】日本保険薬局協会は6月9日に定例会見を開き、この中で首藤正一会長は政府が公表した「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太方針)への見解を示した。「生産性向上のためのタスクシェア」などの文言に注目していると話した。
【日本薬剤師会】骨太方針2022への見解を公表「リフィル処方箋の普及・定着を図る方向性が明確にされた」
【2022.06.08配信】日本薬剤師会は6月8日に定例会見を開いた。その中で山本信夫会長は前日に公表された「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太方針)への見解を示した。「リフィル処方箋の普及・定着を図る方向性が明確にされた」などとした。
【薬局も擁するファンドのユニゾン】訪看大手のN・フィールドを子会社化/介護・福祉領域でファンドによる買収事例/M&A総合研究所調べ
【2022.06.06配信】M&A総合研究所は6月3日、「上場企業M&A動向調査レポート(介護・福祉業版)」を発表した。2019年4月から2022年3月の3年間で上場企業が適時開示したM&Aに関する発表の中から、「介護・福祉業」関連企業を対象としたM&A取引を集計した。それによると、2021年3月期では、上場会社の非公開化案件が4件と最多件数。介護・福祉業を代表する大手ニチイ学館、N・フィールド、ツクイホールディングスが投資ファンド傘下になった。訪看大手のN・フィールドを子会社化したユニゾン・キャピタルは、株式会社地域ヘルスケア連携基盤(CHCP)を子会社として設立し、医療・看護・介護・薬局等の事業者を集約及び連携を推進している。
【オンライン資格確認】カードリーダーに新機種/5月16日からアトラス情報サービス「EXC-9000」
【2022.06.03配信】オンライン資格確認システム顔認証付きカードリーダーとして、2022年5月16日から「EXC-9000」が販売開始された。「EXC-9000」はR.D.Works社の生体顔認証 AI ソフトウェア「Saffe(セイフ)」が搭載されており、眼鏡やマスクにも対応し、顔写真やスマートフォン等の顔画像などによる他人へのなりすましを検知できるという。
【2022.05.30配信】日本薬剤師会はこのほど、「日本薬剤師会政策提言2022」を公表した。「薬学部定員の削減」を明記した。昨年の「2021」では「入学定員総数の適正化」と表現していたが、今回は「削減」の表現まで踏み込んだ。
【日本薬剤師会政策提言2022】「地域における薬局機能の必要量」織り込み整備計画を推進/「地域医薬品提供計画」
【2022.05.30配信】日本薬剤師会はこのほど、「日本薬剤師会政策提言2022」を公表した。その中で、昨年の政策提言でも掲げていた「地域医薬品提供計画」を提言の一番最初に位置づけ、「各都道府県が、地域医療計画に連動した地域医薬品提供計画の策定を行い、薬剤師・薬局が多職種と連携して、その機能を十分発揮することで、地域住民の医薬品アクセスを確保し、 安全・安心な医薬品提供システムを確立する方策を構築すべき」とした。「地域における薬局機能の必要量」を推計することなどにより整備計画を推進するとしている。
【日本薬剤師会政策提言2022公表】“医療用一般用共用医薬品”(仮称)類型の創設提言
【2022.05.30配信】日本薬剤師会はこのほど、「日本薬剤師会政策提言2022」を公表した。その中で、“医療用一般用共用医薬品”(仮称)類型の創設を提言している。
【2022.05.27配信】厚生労働省は5月27日に「第5回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」(WG)を開き、リフィル処方箋に関して手引きを作成することを議題に挙げた。