文科省公表の正確なストレート合格率の直近の数字に関する記事は以下です。
【23年度版 薬学部_国試ストレート合格率】私立大ランキング/トップ5は明治薬科大学、慶應義塾大学、北里大学、星薬科大学、東邦大学
https://www.dgs-on-line.com/articles/2325
「第109回薬剤師国家試験」は、全体では受験者1万3585人(前年1万3915人)のうち、9296人(同9602人)が合格、合格率は68.43%(同69.00%)だった。
この際、厚労省は大学別合格率も示しているが、受験者数に対する合格者の比率であるため、例えば留年者が多く、そもそも受験すらしていない学生を抱えている大学の実力を示していないなどの指摘が相次いでいた。
こうした指摘を受けて文部科学省では、6年前の入学者を追跡し、6年後の合格者数によって標準修業年限内での合格率を公表している。
「標準修業年限内での合格率」は下記から確認できる。
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_d/1361518.htm
同調査は今年も5月ぐらいに調査し、集計後、秋以降に公表される見通し。
この調査では、その年度に入学した人を追跡する形で算出しているため精度の高い調査結果となっている。
ここまでの精度の高いものではないが、本誌では2018年度の入学者数と今回の新卒合格者数から、目安としては参考になる“ストレート合格率”を算出してみた。その結果、私大トップは京都薬科大学の87.0%だった。
途中の留年者や編入者が一定数いても、国試では「新卒」としてカウントされるなど、6年間での合格者を純粋に示さないので、留意してほしい。
なお、精度の高い文科省の直近の公表調査(昨年)では私立トップは明治薬科大学79.0%。


