検討会の中で、薬局の業務に関連して、日本薬剤師会は規制改革推進会議に提案されている「調剤業務の外部委託」に関して言及した。
日本薬剤師会副会長の安部好弘氏は、「少し横道にそれてしまいますが、先般、規制改革推進会議で調剤の外部委託などによる効率化、員数規制などに関して、薬剤師の需給に関連するような意見もあったようだ。薬剤師業務の在り方については、業務の品質や安全の確保、責任の明確化について、本検討会など、しかるべき場において、ステークホルダーが専門的な知見、現場の状況や将来像を踏まえて議論すべきものであり、国民の生命・健康、医療にかかわる問題であるため、医薬・生活衛生局でしっかり掌握してミスリードのないようにしていただきたい」と要望した。
薬剤師養成検討会の場などで将来像を踏まえた議論を

【薬局の調剤を外注化?!】規制改革会議にファルメディコ狭間氏が提案
https://www.dgs-on-line.com/articles/884【2021.04.21配信】4月20日に内閣府規制改革推進会議が開かれ、ファルメディコ(大阪市)社長の狭間研至氏が、「調剤の外部委託」を可能とする規制緩和などを要望した。