マツキヨ決算、売上2.5%増、PB好調も来期は3%減収予測

マツキヨ決算、売上2.5%増、PB好調も来期は3%減収予測

【2020.05.13配信】マツモトキヨシホールディングスは2020年3月期決算を公表した。売上高は5905億9300万円(前期比+2.5%)、営業利益375億6300万円(+4.3%)、経常利益398億8500万円(+2.6%)だった。新型コロナウイルス影響で、今期は3%の減収を見込む。


売上高5905億9300万円(前期比+2.5%)

マツモトキヨシホールディングスは2020年3月期決算を公表した。
売上高は5905億9300万円(前期比+2.5%)、営業利益375億6300万円(+4.3%)、経常利益398億8500万円(+2.6%)だった。

2021年3月期は売上高5700億円(-3.5%)を予想

2021年3月期の連結業績は厳しい予想。売上高5700億円(-3.5%)、営業利益305億円(-18.8%)、経常利益330億円(-17.5%)。

今後はアジア展開やココカラファイン統合の業績貢献が注目

2020年3月期はこれまで同社が取り組んできたインバウンド対応やプライベートブランド開発の成果が出て、好調だった。
しかし、2021年3月期はインバウンドの急激な落ち込みが予想され、3%程度の減収を予測している。
インバウンドは厳しい情勢なのは否定できないが、同社はアジア展開やココカラファインとの経営統合を進めており、これらの施策がどの程度、業績貢献につながるかが注目されるだろう。

商品別では化粧品99.3%、コロナ影響で化粧品が落ち込み

商品別売り上げ(前期比)では、医薬品102.4%、化粧品99.3%、雑貨109.5%、食品103.1%。
1月からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で、化粧品が落ち込んだ。

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