1位から3位は1割程度で回答がほぼ拮抗
LINEヤフー株式会社では、同社が保有する約630万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。
このほど同社は日本全国の10~60代の男女を対象に、一番好きなチェーン店のドラッグストアやそのドラッグストアが好きな理由について調査した。
その結果、一番好きなチェーン店のドラッグストア全国1位となったのは「ウエルシア(welcia)」で12.5%。2位は「マツモトキヨシ」で11.1%、3位は「スギ薬局」で10.6%といずれも1割強で続き、1位から3位は拮抗する結果となった。
一方、エリアによってランキングに大きな違いが見られた。
北海道では「ツルハドラッグ」が5割超で1位という結果になり、2位に「サツドラ」が約3割でランクイン。
東北でも、「ツルハドラッグ」が4割弱で1位にランクインし、2位は「薬王堂」、3位に「カワチ薬品」が入った。
関東では「マツモトキヨシ」と「ウエルシア」が僅差で1位、2位。
中部、近畿では「スギ薬局」が1位に。また、中部では3位に「クスリのアオキ」が入り、近畿では3位に「ココカラファイン」がランクインした。
中国では「ドラッグストアコスモス」と「ウォンツ(Wants)」が僅差で上位にランクイン。「ドラッグストアコスモス」は、中国以西で高い割合を占めており、四国では2位、九州・沖縄では1位となった。
また、四国では「レデイ薬局」が圧倒的な割合で1位となった。
加えて調査では、一番好きと回答したチェーン店のドラッグストアについて、それぞれ好きな理由を聞いた。
全国上位の「ウエルシア」「マツモトキヨシ」「スギ薬局」について、好きな理由の1位はいずれも「立地がいい」。また、「ポイントがたまりやすい」「お得なサービスがある」も上位の結果になった。
全国1位の「ウエルシア」を好きな理由は、「立地がいい」「ポイントがたまりやすい」が僅差で1位、2位。3位は「朝早く・夜遅い時間まで営業している」だった。
全国2位の「マツモトキヨシ」を好きな理由として、1位の「立地がいい」は4割超の高い割合となりました。2位は「お得なサービスがある」、3位は「ポイントがたまりやすい」が3割前後で続いた。
全国3位の「スギ薬局」を好きな理由の1位も「立地がいい」だが、上位2位のチェーン店と比べて47.5%ともっとも高い割合。2位は「お得なサービスがある」、3位は「ポイントがたまりやすい」が3割前後だった。
そのほかにも、関東で4位に入った「クリエイトSD」では、「食料品が充実している」の割合が高くなっている。
中国、九州・沖縄で1位の「ドラッグストアコスモス」では、「値段が安い」の割合が高く、7割超という結果。
また、四国で1位の「レデイ薬局」では、「ポイントがたまりやすい」「独自のポイントがある」が高い割合。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、さまざまな調査を定期的に実施していく予定。
調査は、LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査。日本全国の15歳~64歳の男女を対象に、2023年9月7日~2023年9月11日に実施。有効回収数は5256サンプル。
調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でも見られる。
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/43424697.html