薬剤戦師「オーガマン」は、大賀薬局の代表取締役大賀崇浩氏が生み出したもの。
社会問題である「残薬問題」を含め、子供などにも分かりやすい育薬を使命としている。
その“オーガマン”は、1月12日に福岡市幼稚園連盟を通じて、福岡市の幼稚園117園に「けんこうDVD」を無償で提供した。
新型コロナウイルスやインフルエンザの感染予防に向けた、手洗い・うがいの正しい方法や、お薬の正しい飲み方を薬剤戦師オーガマンが分かりやすく説明したDVDになっている。
オーガマンは「一人でも多くの子どもたちがこのDVDに触れ、毎日の生活に役立ち、子供たちが健康な毎日を過ごすことを心より願っております」と、メッセージを送っている。
DVDの中では、オーガマンが発案した「やくいく手帳」も紹介。やくいく手帳も希望する幼稚園に無償提供を予定しているという。「やくいく手帳」を通して、子供たちが薬の飲み方について少しでも関心を持つ機会になればとしている。
「やくいく手帳」は処方された薬の決められた用法・用量を守り、服用ごとにシールを貼ることができるお薬手帳。SDGsの一環として、飲み残しの問題解消に向けた取り組みとして、全国の薬局から配布されている。配布薬局の情報は下記HPから確認できる。
https://dogengers.com/

薬剤戦師「オーガマン」が幼稚園に感染予防啓発DVDを無償提供
【2021.01.29配信】世界初といわれる薬剤師のヒーロー、オーガマンが福岡市の幼稚園に対し、感染予防の対策などをまとめた「けんこうDVD」を無償提供した。
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