サツドラホールディングスは、2021年5月期 第1四半期決算を公表した。
それによると、売上高は217億3300万円で対前年同期比は-4.3%だった。
営業利益は1億1900万円(前年同期は営業損失500万円)、経常利益は1億3400万円(前年同期は経常損失1200万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は500万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失8600万円)だった。
セグメント別では、リテール事業の第1四半期は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、衛生関連用品や食料品、日用品などの需要が高まり、ドラッグストアフォーマットの売上高が拡大する一方、入国制限による訪日外客数の急減から、インバウンドフォーマットの売上高は僅かなものとなった。
調剤薬局においては、コロナ禍において医療機関への受診を控える動きや処方箋枚数の減少が見られたものの、売上高は前年同期並みとなった。
出退店では、ドラッグストアフォーマットが1店増加、1店減少。8月度末で172店舗。
インバウンドフォーマットドラッグストアは2店増加、5店減少で8月度末で22店舗。
調剤薬局は1店減少で2店舗。
その他では北海道くらし百貨店で1店増加、8月度末で2店舗。
合計は3店舗増加、7店舗減少、8月期末で206店舗となった。
リテール事業の売上高は216億6900万円(前年同期比-4.2%)、セグメント利益は1億1800万円(前年同期比+669.8%)だった。
POSアプリケーションの販売などを展開する「ITソリューション事業」は、売上高1200万円(前年同期比-67.1%)、セグメント損失は100万円(前年同期はセグメント損失5800万円)となった。
「その他事業」では、共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、インバウンド関連のノウハウを活用した支援サービス、小中学生向けのプログラミングスクールの運営などを行なっている。同社グループの強みでなる共通ポイントカード「EZOCA」の会員数は、2020年7月末現在、191万人を突破した。
その他事業の売上高は1億4100万円(前年同期比-3.9%)、セグメント損失は1300万円(前年同期はセグメント損失500万円)となった。