「猛暑日でも着用しようと思う」6割
【2020.07.21配信】
タニタは、インターネットリサーチで「熱中症に関する意識・実態調査2020」を実施し、その集計結果を公開した。その中でマスクに関する着用意向に関して、夏になってもマスクの着用を続けようと思う」7割半、 「猛暑日でも着用しようと思う」6割だったことが分かった。この調査は2020年6月5日~6月8日の4日間、全国の15歳-69歳の男女(1,000名)を対象に行ったもの。
夏になってもマスクの着用を続けようと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」は26.8%、「ややそう思う」は48.2%で、合計した『そう思う(計)』は75.0%となった。猛暑日でもマスクを着用しようと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は60.7%となった。
また、屋外でのマスク着用について、屋外で十分な距離が確保できる場合もマスクを着用しようと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は56.8%。夏に外で運動(ウオーキング・ジョギングなど)をする際もマスクを着用しようと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は42.4%となった。
同社では高温・多湿の環境下、直射日光を浴びる屋外で、体温が上昇する運動の最中もマスク着用を継続しようとすることは、熱中症リスクの増大につながるとして注意を促している。
同調査ではそのほかに、「熱中症の危険性に対する意識と“暑さ指数(WBGT)”に対する認知」のほか、「熱中症の症状と熱中症対策」、「新型コロナウイルス感染症拡大による行動変容とそれに伴う熱中症リスク」などを調査している。
特に新しい生活様式では“適宜マスクをはずすこと”が熱中症予防のポイントになっていること」を約半数が知らないとしている。