令和4年医薬品価格調査(薬価調査)の速報値は、平均乖離率約 7.0%だったとした。
令和4年9月取引分について、販売サイドから11月4日までに報告があったものを集計した。
前回(令和3年度)は7.6%、前々回(令和2年度)は8.0%だったため、圧縮傾向となった。
なお、令和2年度は販売サイドは2/3の抽出率(営業所ベース)で実施したもの。

【厚労省】令和4年9月の薬価乖離率(速報値)を公表
【2022.12.02配信】厚生労働省は12月2日、中医協薬価専門部会を開いた。この中で、令和4年薬価調査結果の速報値を公表した。平均乖離率は約7.0%だったとした。
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