【OTC薬協】小学校に出前授業、「健康とくすり」

【OTC薬協】小学校に出前授業、「健康とくすり」

【2025.01.15配信】日本OTC医薬品協会は1月15日、小学校向けに「健康とくすり」の出前授業を行ったと公表した。


日本OTC医薬品協会(会長:杉本 雅史氏)は、かねてから啓発を行っている「健康とくすり」について、早期からの教育の重要性がより高まっているとの考えから、このほど、帝京大学小学校(東京都多摩市)、 こうがい
港区立笄(こうがい)小学校(東京都港区)にて出前授業を行った。

 同協会では、ヘルスリテラシーを向上するためには、学童期からのくすり教育が重要との考えに立ち、 学校教育現場等における保健体育のカリキュラムの中にも組み込まれている健康三原則(栄養、運動、 休養)を実施するためのサポートとして、体が不調な時のくすりの使い方に関する教材を当協会HPに公 開し、「健康とくすり」の啓発を行っている。
 一方、近年話題となっている若年層のオーバードーズ問題なども鑑み、早期からの「健康とくすり教育」の重要性はより高まっていると考え、このほど、帝京大学小学校(3年生14名)、港区立笄小学校(5年生24名)への薬剤師の仕事・活躍の場所、健康とくすり教育、薬物乱用防止等について、出前授業を行うこととしたもの。

 講義だけではなくクイズや実験を通して「健康とくすり」の重要性を伝えることで、児童たちも楽しみながらも内容を理解してもらうような工夫を凝らした。授業を通し、間違った「くすりの使い方」について情報もあり、改めて早期からの教育を行うことの重要性が確認されたという。

 同協会では今後も小学生への出前授業だけではなく、HPによる情報提供などを通して、生活者の「健康とくすり教育」の啓発を進めていく方針。

 出前授業の内容は以下の通り。
1 薬剤師のお仕事・活躍の場所 2 健康について考えよう
3 薬について知ろう
4 実験してみよう
5 薬物乱用って何? 6 まとめ

 出前授業の感想は以下が寄せられた。
・児童A「今までお茶やジュースで薬を飲むとどうなるか気になっていたので、今回の実験で疑問が解決した」 児童B「自分の健康を守るためには、バランスよく食べて、運動して、しっかり休養・睡眠をとるのがいいと分かった」 児童C「薬の使い方を間違えると大変なことになるということなどを知りました」
・先生D「実験やクイズを交えていただけたので、子どもたちも薬について理解を深められたと 思います」

この記事のライター

関連する投稿


【症状ごとの生活者における対処情報集】東京都医師会も参画し作成へ/セルフメディディケーション推進のデメリット低減

【症状ごとの生活者における対処情報集】東京都医師会も参画し作成へ/セルフメディディケーション推進のデメリット低減

【2026.06.09配信】6月6・7日に開かれた「第20回学術大会 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会」で、「症状毎の生活者対処情報集の構築・提供プロジェクト」が令和8年度「厚生労働科学特別研究事業」の研究課題として採択されたことが報告された。


日本初のOTC緊急避妊薬「ノルレボ」新発売/第一三共ヘルスケア

日本初のOTC緊急避妊薬「ノルレボ」新発売/第一三共ヘルスケア

【2025.12.18配信】 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:内田高広氏)は12月18日、日本初となるOTC緊急避妊薬「ノルレボ」(要指導医薬品)を2026年2月2日(月)に発売すると公表した。価格(メーカー希望小売価格)は1錠 6800円(税込み 7480円)。


【ジェネリック学会OTC分科会】生活習慣病薬のスイッチOTC化の推進で提言書公表

【ジェネリック学会OTC分科会】生活習慣病薬のスイッチOTC化の推進で提言書公表

【2025.10.13配信】日本ジェネリック・バイオシミラー学会のOTC医薬品分科会(分科会⾧・武藤正樹氏)はこのほど、活習慣病薬のスイッチOTC化の推進で提言書を公表した。10月11日に盛岡市で開催された「日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会 第19回学術総会」「OTC医薬品分科会」のシンポジウムの場で示したもの。シンポジウムは日本OTC医薬品協会当の共催。


【OTC類似薬の保険給付の見直し】日本OTC医薬品協会理事長・磯部総一郎氏に聞く/ 「保険適用除外は必ずしもセルフメディケーションにつながらない」

【OTC類似薬の保険給付の見直し】日本OTC医薬品協会理事長・磯部総一郎氏に聞く/ 「保険適用除外は必ずしもセルフメディケーションにつながらない」

【2025.04.08配信】日本OTC医薬品協会(OTC薬協)理事長の磯部総一郎氏はOTC類似薬の保険給付見直しに関して本紙の取材に答えた。


【東京都医師会】「高額療養費制度の凍結」の声明公表/OTC医薬の活用政策も提案

【東京都医師会】「高額療養費制度の凍結」の声明公表/OTC医薬の活用政策も提案

【2025.03.05配信】東京都医師会は3月5日、「緊急声明 高額療養費制度の凍結について」を公表した。


最新の投稿


【調剤業務の外部委託】すでに2カ所で体制整備に着手/クリエイトSDHD

【調剤業務の外部委託】すでに2カ所で体制整備に着手/クリエイトSDHD

【2026.07.16配信】クリエイトSDホールディングスは調剤業務の外部委託に関して、すでに2カ所で体制の整備に着手していることを明らかにした。7月16日に開かれた決算説明会で質問に答えたもの。


【OTC薬『クラリチンEX』】第一三共ヘルスケアが販売へ

【OTC薬『クラリチンEX』】第一三共ヘルスケアが販売へ

【2026.07.15配信】第一三共ヘルスケアは7月15日、バイエル薬品株式会社とバイエル薬品のアレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」(第2類医薬品)のライセンス契約を締結したと公表した。同契約に基づき、日本国内で第一三共ヘルスケアが「クラリチンEX」の販売を開始する。発売日および製品仕様等は、追って公表する予定。


【日本総研】「箱出し調剤」提言するレポート公表

【日本総研】「箱出し調剤」提言するレポート公表

【2026.07.10配信】日本総研調査部上席主任研究員・成瀬道紀氏は7月10日、『箱出し調剤で薬剤師を単純作業から解放を―調剤コスト1兆円削減と薬局薬剤師20万人の職能発揮へ向けてー』と題したレポートを公表した。


【薬局説明会】ゲーム「ぷよぷよ」で脳トレ/施設でのレクに、月額3000円~

【薬局説明会】ゲーム「ぷよぷよ」で脳トレ/施設でのレクに、月額3000円~

【2026.07.10配信】株式会社エンタケア研究所(本社:東京都、代表取締役CEO:高丸 慶氏)は、レク等で使える施設向け脳トレーニングゲーム『施設向け脳トレーニングゲーム『ぷよぷよトレーナー』を2026年10月1日に正式ローンチすると公表した。また、正式ローンチに先立ち、全国の介護福祉施設・医療関係者・自治体・薬局関係者を対象としたオンライン説明会を2026年7月に全8回開催する。『ぷよぷよトレーナー』を通じて、介護現場における「楽しい」「続けられる」「効果が期待できる」新しいレクリエーション体験の社会実装を推進していく考え。薬局業界では保険薬局経営者連合会と共に協定締結、薬局に関するユースケースの開発を行っていく計画。


【日本保険薬局協会】「中東情勢に伴う調剤関連資材等への影響」調査結果報告

【日本保険薬局協会】「中東情勢に伴う調剤関連資材等への影響」調査結果報告

【2026.07.09配信】日本保険薬局協会は7月9日に定例会見を開き、中東情勢の緊迫化に伴う「調剤関連資材等への影響」に関する実態の調査を報告した。


ランキング


>>総合人気ランキング