【東京都薬剤師会】選定療養で調査実施/説明所要時間など

【東京都薬剤師会】選定療養で調査実施/説明所要時間など

【2024.10.04配信】東京都薬剤師会(都薬)は10月4日、定例会見を開いた。この中で長期収載品の選定療養に関して調査を行うことを説明した。


 10月15日~10月21日の7日間の状況について都薬会員薬局に聞く。回答期限は10月25日。

 質問では選定療養について説明前に理解していた患者がどのくらいの割合いたかを聞くほか、患者への説明にかかった時間(仮計算を含む)を聞く。
 理解している患者の割合は「おおむね理解」「半数程度」「ほぼ理解していなかった」の回答を設ける。
 説明時間は「3分以下」「3~5分程度」「5分以上」の回答を設けている。
 説明時間では別途、最も長くかかった時間についても聞く。

 さらに対応に困ったことやトラブル事例も聞く。
 料金が発生することに理解が得られなかったや、説明に時間がかかって業務に支障が出た、疑義照会の回数が増えた、暴言などのハラスメントーーなどを聞く。

 加えて生活保護、公費負担の患者における理解割合やトラブル例も同様にも聞く。

 
 

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