【厚労省】マイナ保険証の一時金、8月まで期間延長

【厚労省】マイナ保険証の一時金、8月まで期間延長

【2024.07.30配信】厚生労働省は7月30日、医療機関・薬局におけるマイナ保険証利用促進のための一時金制度を8月まで1カ月間、延長すると発表した。


一時金の支給に当たっては、医療機関・薬局からの申請は不要

 厚労省は、マイナ保険証利用促進のための医療機関等への支援を行っている。

 5月から7月まで「マイナ保険証利用促進 集中取組月間」としていたが、医療機関・薬局において引き続き利用促進の取組を進めてもらうため、医療機関・薬局におけるマイナ保険証利用促進のための一時金制度と、医療機関・薬局における顔認証付きカードリーダーの増設支援について、いずれも対象期間を令和6年8月まで1か月延長する。

 一時金制度は、2023年10月の利用率を起点として、2024年5月~8月のいずれかの月のマイナ保険証利用人数の増加量に応じ、最大20万円(病院は40万円)を一時金として支給するもの。
 給付額は利用人数の増加量に応じるが、例えば10月時点のマイナ保険証利用率が4%/月で利用人数が40人/月の場合、5〜8月までの4カ月間で一番利用人数が多い月のマイナ保険証利用人数が200人/月(160人増加)になれば薬局の場合、最大給付の20万円が支給される。
 顔認証付きカードリーダーの増設支援は、2023年10月から2024年8月までのいずれかの月のマイナ保険証の月間利用件数の総数が500件以上の機関については、顔認証付きカードリーダー1台の増設に要した費用の一部を補助するもの。補助率は購入費用・工事費に対して1/2。上限は1台、27万5000円まで。

 各制度の詳細は以下のホームページでも確認できる。

・マイナ保険証利用促進のための一時金制度
https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001259762.pdf

・医療機関・薬局における顔認証付カードリーダーの増設支援
https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001281477.pdf


 なお、一時金の支給に当たっては、医療機関・薬局からの申請は不要だが、顔認証付きカードリーダーの増設支援については、医療機関等向けポータルサイトから申請が必要となり、既に要件を満たしている医療機関・薬局に対しては、社会保険診療報酬支払基金から個別に告知している。

この記事のライター

関連するキーワード


マイナ保険証 一時金

関連する投稿


【マイナ保険証】活用で「多重受診・過剰処方」発見効果/日本保険薬局協会調査

【マイナ保険証】活用で「多重受診・過剰処方」発見効果/日本保険薬局協会調査

【2025.06.12配信】日本保険薬局協会は6月12日に定例会見を開き、「保険薬局における医療DX活用と業務貢献等の実態調査」の結果を説明した。「多重受診・過剰処方」の発見など効果がみられた。


【日本保険薬局協会】マイナ保険証受付方法で要望/「在宅Web」を外来にも

【日本保険薬局協会】マイナ保険証受付方法で要望/「在宅Web」を外来にも

【2025.02.13配信】日本保険薬局協会は2月13日に会見を開き、マイナ保険証の受付方法についての要望をまとめ、公表した。現在、在宅医療現場で活用しているWeb方式を通常の外来でも活用できるようにすることなどを求めている。


【厚労省】マイナンバーカードの活用で医療費助成の効率化/全国展開の方針

【厚労省】マイナンバーカードの活用で医療費助成の効率化/全国展開の方針

【2024.11.07配信】厚生労働省は11月7日、社会保障審議会医療保険部会を開き、マイナンバーカード活用による医療費助成効率化を全国展開する方針を示した。医療機関・薬局にとっては医療保険の資格情報及び受給者証情報の手動入力の負荷をセットで削減できるとともに、医療費助成の資格を有しているかどうかの確認に係る事務負担が軽減できる。


【DX加算】マイナ使用率議論に言及/日薬森副会長

【DX加算】マイナ使用率議論に言及/日薬森副会長

【2024.06.29配信】日本薬剤師会は6月29日に定時総会を開催。午後に開かれたブロック代表質問では、令和6年度調剤報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」についてマイナ保険証の利用実績という要件の議論について質問があった。


【デジタル推進委員】薬局の薬剤師など1万人を任命/デジタル庁

【デジタル推進委員】薬局の薬剤師など1万人を任命/デジタル庁

【2024.06.25配信】デジタル大臣の河野太郎氏は6月25日の会見で、デジタル推進委員に薬局の薬剤師など1万人を任命したと公表した。


最新の投稿


【日本薬剤師会】副会長候補者に豊見敦氏が届け出/医療保険主担当常務理事

【日本薬剤師会】副会長候補者に豊見敦氏が届け出/医療保険主担当常務理事

【2026.03.16配信】日本薬剤師会の副会長候補者選挙に、現・常務理事の豊見敦氏が届け出た。


【厚労省医産情課】医薬品産業政策のショート動画作成

【厚労省医産情課】医薬品産業政策のショート動画作成

【2026.03.13配信】厚生労働省は3月13日、医薬品政策に関するショート動画作成・公表した。


【日本保険薬局協会】管理薬剤師の適切な配置で注意喚起発出/会員企業子会社の不祥事受け

【日本保険薬局協会】管理薬剤師の適切な配置で注意喚起発出/会員企業子会社の不祥事受け

【2026.03.12配信】日本保険薬局協会は3月12日に定例会見を開いた。この中で協会会員企業子会社の不祥事受けて、管理薬剤師の適切な配置に関する注意喚起を発出したことを明らかにした。


【ウエルシアHD傘下の薬局不祥事】日薬岩月会長、「これから薬事監視入る」と予測

【ウエルシアHD傘下の薬局不祥事】日薬岩月会長、「これから薬事監視入る」と予測

【2026.03.11配信】日本薬剤師会は3月11日に定例会見を開いた。この中で会長の岩月進氏はウエルシアホールディングス子会社のコクミンにおける薬局不祥事について言及し、「おそらくこれから地元の厚生局などから薬事監視が入って人員の確保ができているかどうかを確認されると思う」と予測した。根本的な原因に人手不足があり企業責任は明白との考え。


【ウエルシアHD傘下の薬局不祥事】中医協の場で糾弾/日薬「報酬返還だけでなく薬事対応を」

【ウエルシアHD傘下の薬局不祥事】中医協の場で糾弾/日薬「報酬返還だけでなく薬事対応を」

【2026.03.11配信】厚生労働省は3月11日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開いた。この中で日本薬剤師会副会長の森昌平氏は、ウエルシアホールディングスのグループ会社であるコクミンの不祥事について特別にコメントし、「報酬返還だけでなく薬事上の対応を」と求めた。


ランキング


>>総合人気ランキング