東京都薬剤師会(都薬)は「令和5年度オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修会」を、3月11日~3月18日までオンデマンド配信で実施する。都薬独自の仕組みとして、受講後に確認試験を課し、それに通過した人に修了証を渡す仕組みとした。
オンライン診療においては「初診は対面診療」が原則とされているが、緊急避妊薬は性交後72時間以内に内服する必要性がある等迅速な対応が求められることから、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が改訂され、例外的に初診からオンライン診療が可能となっている。それに伴い、薬局の体制整備が求められると共に、オンライン診療における緊急避妊薬の調剤は「研修を修了した薬剤師」が対応することが義務化された。この研修は都道府県薬剤師会が実施しているもの。
今年度の研修に関して、高橋正夫会長は、「改定もあり、申し込みが増えていることは事実」と指摘した。
緊急避妊薬の調剤体制整備については、次期調剤報酬改定で地域支援体制加算の施設基準とする方針が示されている。
なお、この研修会の受講対象者の要件として、「受講した薬剤師の薬局は緊急避妊薬を備蓄し、当該薬の処方箋応需体制を整備すること」を求めている。受講希望者は受講前に予め薬局開設者および管理者の了承を得た上で申込みが必要。
【東京都薬剤師会】緊急避妊薬の“研修”、申し込み増
【2024.02.09配信】東京都薬剤師会は2月9日の会見で、同会が主催する緊急避妊薬の調剤に関する研修申込が増加している状況を明かした。
関連する投稿
【厚労省】調剤報酬改定疑義解釈「その10」発出/かかりつけ薬剤師フォローアップ加算についてなど
【2026.07.17配信】厚生労働省は7月17日、令和8年度調剤報酬改定の疑義解釈「その10」を公表した。
【2026.07.03配信】東京都薬剤師会(都薬)は7月3日に定例会見を開き、「調剤資材供給不安に関する緊急実態調査」の集計結果を公表した。
【日本保険薬局協会】調剤報酬の解説を作成/正会員限定で会員のメリット訴求
【2026.06.11配信】日本保険薬局協会は6月11日、定例会見を開いた。この中で「調剤報酬等に係る解説」を作成したことを報告。協会正会員限定への提供とすることで、協会会員のメリットも訴求したい考え。
【東京都薬剤師会】「実務実習におけるハラスメント防止のためのチェックリスト」作成
【2026.06.05配信】東京都薬剤師会(都薬)は6月5日に定例会見を開いた。その中で「実務実習におけるハラスメント防止のためのチェックリスト」を作成したことを説明。活用してほしいと促した。
【大木ヘルスケアHD】“門前薬局減算”に備える売り場充足を提案
【2026.06.04配信】ヘルスケア卸大手の大木ヘルスケアホールディングス(代表取締役社長:松井秀正氏)は6月4日、6月16・17日に開催を予定している「2026秋冬カテゴリー提案商談会」の事前説明会を開催した。今回の調剤報酬改定で新設された「門前薬局等立地依存減算」(調剤基本料の15点マイナス)を取り上げ、減算に備える売り場充足を提案するとした。
最新の投稿
【日薬学術大会(新潟)会見】「2040年を目指す薬剤師の起爆剤」に/大会長・荻野構一氏(新潟県薬剤師会会長)
【2026.07.22配信】今年10月に開催を予定している日本薬剤師会学術大会(新潟)の会見が開かれた。
【2026.07.22配信】日本医師会は7月22日、骨太方針2026公表に対する見解を表明した。「医療給付費の対GDP比の数値目標導入」などに対し「到底容認できない」などとしている。
【日本薬剤師会】“骨太”に薬剤師機能記載「取り組み進めなければいけない」
【2026.07.22配信】日本薬剤師会は7月22日に都道府県薬剤師会の会長協議会を開催した。この中で先ごろ閣議決定した「骨太方針」の内容について説明。記載された薬局や薬剤師の機能強化について、「我々としても積極的に取り組みを進めなければいけない」と話した。
【日本薬剤師会】“骨太”記載の“女性の健康”機能強化「日薬としても取り組む」
【2026.07.22配信】日本薬剤師会は7月22日に都道府県薬剤師会の会長協議会を開催した。この中で先ごろ閣議決定した「骨太方針」の内容について説明。記載された女性の健康に関する機能強化について、日薬としても取り組んでいくとの考えを示した。
【総合メディカル】大阪市の薬局が行政処分/処方箋がない状態で処方箋医薬品を交付
【2026.07.21配信】総合メディカルは7月21日、同社店舗に対する行政処分があったとし、「お詫びと今後の対応」を公表した。