「この点数で2年間やっていけるのかは心配も」
東京都薬剤師会会長の髙橋正夫氏は「バレンタインデーにチョコではないものもおりてくるようだ」として、2024年度調剤報酬改定の答申が2月14日と言われていることに触れ、「点数は分からないがプラスになったことは(関係者は)ほっと胸をなでおろしているのではないか」と指摘した。
一方で、向こう2年の社会情勢が不透明であることには懸念も示した。
「物価高騰、資源の問題がある中で、この点数で2年間やっていけるのかは、企業としては心配のあるところ」と語った。「改定は2年に一度だが、その間に世界的に情勢が変わっていく。2年間見直しをしないやり方がいいのかどうかということは考えている。報酬に変化がない中で仕事をしなければいけない、ここには不合理なところがあり、柔軟に考えることも検討していかないといけないのではないか」との思いも吐露した。