【2020.04.29配信】
コラム
ドラッグストアの新型コロナウイルス対応状況まとめ
ついには「マスク販売詐欺」まで登場している。
■マツモトキヨシ:詐欺メールに注意喚起
■マツモトキヨシ:詐欺メールに注意喚起
マツモトキヨシは現在、マツモトキヨシを謳い、「マスクを無料配布致します」「本日マスクが入荷しました」等のメ-ルが確認されているとして、注意を促している。
上記のようなメールは同社グル-プと何ら関係なく、現時点で同社がこのようなメ-ルを配信することはないという。
同社では誤ってアクセスしてしまった場合、個人情報の不正取得などの被害を受ける恐れがあるため、不審なメ-ルは、「メ-ルの開封」や「リンクのクリック」などは行わないよう、注意し、万が一、不審なメ-ルのリンク先のサイトにて会員ID・パスワ-ド等を入力してしまった場合は、速やかに対応するべきだとしている。
対応方法は①正規のURLにアクセスしてログインし、設定済みのパスワ-ドを変更する(https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/)②他のサイト、サ-ビスで同じID・パスワ-ドを利用している場合は、それらの変更を行う
■大賀薬局:妊婦への優先販売
■大賀薬局:妊婦への優先販売
マスクの品薄状態が続くなか、今般マスクの一部入荷に伴い、第7期として妊婦を対象に以下の概要にて、マスクを予約制にて優先販売(2020年4月25日配信)。
第6期で購入した人は今回対象外。第1~5期の人は対象。
今回は「大賀薬局 都ホテル博多店」での販売。
枚数に上限があり、お申込先着順となる。
対象は妊婦の人。販売商品(価格)は、マスク10枚入り1袋、547円(税込、店頭価格)。
■サンキュードラッグ:HPで決意表明
■サンキュードラッグ:HPで決意表明
サンキュードラッグは、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた弊社の対応について」をホームページにアップし、決意を表明している。
その内容によると、「地元企業として北九州/下関地域の皆様の健康維持と安全便利な生活を保障する役割を自覚している。医薬品、衛生材料はもとより、近くで買える食料品の供給に至るまで、幅広く地域の皆様のお役に立ち続けたいと願っている」と、自社の立場を明確化。そのうえで、「社会と生活を守るため、医療/介護従事者はもちろん、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、公共交通機関、保健所をはじめとする官公庁等々、様々な方がそれぞれの戦いを行っている。ご自宅でお子様や高齢者のお世話をする方にも戦いがある。その一員として、私たちは私たちの持ち場をしっかり守る戦いを行っていく」と、現状を説明している。
さらに、「とは言え、同社従業員も絶えず感染リスクにさらされ、恐怖に抗いながら勤務しているのが実態だ。店舗従業員と皆様自身を守るために、ひいては地域の感染拡大防止のためにも、入店時のアルコール消毒に、是非ご協力をお願いする」とし、来店客・社会への協力を要請した。
最後にメッセージを添えている。「終息後の笑顔を夢見て、共に戦っていこう」(同社)。
九州の薬局5社による結束表明の動画をアップ、発信している。
■ココカラファイン:オンライン服薬指導を開始
■ココカラファイン:オンライン服薬指導を開始
ココカラファインは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため電話等を用いた服薬指導を開始した。
全国にドラッグストア・調剤薬局を展開する、株式会社ココカラファイン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:塚本厚志、以下 ココカラファイン)は、この度の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、厚生労働省 2020 年 4 月 10 日通知「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについて」に基づき、一時的な特例として、医療機関の許可があれば、調剤薬局で電話等を用いてお薬の説明を受けることができるようになった。
そのほか、同社では新型コロナウイルス感染拡大防止へ店舗での取り組みを行っている。例えば、調剤店舗の投薬台などにアクリルパーテーションを設置し、患者様と当社従業員の相互に飛沫感染リスクを軽減し、安心・安全に薬を受け取れるよう取り組んでいる。
杏林堂薬局(静岡県):期間限定で妊婦にマスクを優先販売
杏林堂薬局(静岡県) 期間限定で妊婦にマスクを優先販売
厚生労働省からの、「妊婦の方々などに向けた新型コロナウイルス感染症対策」を受け、杏林堂では、4月28日から6月30日までの間、妊婦のマスク購入負担を軽減する取り組みを実施することとした。
発行手順としては、母子手帳、杏林堂ポイントカード、本人確認できるもの(免許証・保険証など)を浜松市発行の母子手帳をサービスカウンターへ持ち込み、杏林堂ポイントカードの確認、免許証等で本人確認となる。
マスク確保状況により、 浜松市母子手帳持つ妊婦のみ対象で、マスクが確保できしだい、順次、対象市町を拡大する予定。
ファーコス、オンライン服薬指導に対応
株式会社ファーコスでは、電話等による服薬指導と薬の配送を行う。処方せんが発行される場合には、医療機関へ薬局のFAX番号を伝える。医療機関から薬局へ直接FAX等にて処方せんが送信され、患者さんへ薬を配送する。服薬の指導は薬剤師が電話で行う。