Genky DrugStoresの2021年6月期第3四半期の連結業績(2020年6月21日~2021年3月20日)は、売上高1034億5000万円(前年同期比+20.0%)、営業利益46億4600万円(同+90.2%)、経常利益48億6000万円(同+82.3%)、親会社株主に帰属する純利益は34億1200万円(同+98.6%)だった。
この間、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、同社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進。また、顧客の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力した。
この期間の出退店に関しては、R店を岐阜県に2店舗、福井県に3店舗、愛知県に7店舗、石川県に3店舗出店し、大型店を1店舗閉店した。これにより、期末の店舗数は、R店223店舗、大型店89店舗の計312店舗となった。
なお、今期より店舗区分を変更しており、「R店」とは標準化された300坪のレギュラー店、「大型店」とは150坪~900坪の店のことを指す。
2021年6月期通期業績予想(2020年6月21日~2021年6月20日)に関しては、直近の公表から変更はなく、売上高1430億円(前期比+15.7%)、営業利益62億円(同+42.8%)、経常利益66億円(同+44.5%)、当期純利益45億円(同+63.3%)を見込む。

【第3四半期】Genky DrugStores、売上高+20.0%、営業利益+90.2%
【2021.04.20配信】Genky DrugStoresは、2021年6月期 第3四半期決算を公表した。それによると、売上高は前年同期比+20.0%、営業利益同+90.2%と好調だった。
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