■記者:
「一部経済紙で“門前薬局”について集中率が高ければ基本料を下げるという報道があったと思います。できればそのことにコメントをいただきたいと思います。というのは、一部報道とはいえ、もともと基本料は医療経済実態調査の結果に基づいて設定されているというのが大前提にあると思うが、その説明が全くなく、集中率が高いところは下げてもいいんだとなると、もともと地域医療がまわるように設定されているという大前提が理解されなくなる可能性があると思う。集中率が高くても経営が難しくなっているところを下げてしまったら、地域にある薬局がつぶれてしまう可能性も出てきてしまうと思う。そこの誤解については説明があってもいいのではないかと思うが、いかがでしょうか」
■安部副会長:
「その記事は読んでいませんが、これまでも医療経済実態調査の中で効率的な経営をしているところを下げて調整してというのが、これまでの歴史であると思う。それは規模と集中率のマトリックスで今までやってきたと思いますから。集中率がうんと高いところの評価が下がるというのはこれまでもずっと歴史の中でやってきたので、それはあり得ることだなと思う。しかし、その議論は今回の改定を中医協の中で進めていくんであって、雑誌に何か書いてあるから日薬としてどう考えるかということは今のところ考えていません」
【日本薬剤師会】“門前薬局の基本料引き下げ”報道に関する質問に回答
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