データソースは同社の「SRI+」(全国小売店パネル調査)。
全国エリア、約6000店舗のドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアのPOSデータをオンライン収集しているもの。
■SRI+(全国小売店パネル調査)について
https://www.intage-healthcare.co.jp/service/research/otc/sri-plus/
それによると、2023年4月度のOTC市場は前年比110.2%で、5年指数は108.2。過去5年間で最も高い実績となった。
5年指数は、過去5年間の4月の販売金額の平均を100とした場合の指数。
引き続き総合感冒薬、鎮咳去痰剤、口腔用薬などの風邪関連薬効が対前年2桁増で、プラス貢献が大きかった。
インバウンド傾向該当店の貢献が大きい薬効も多い。
整腸薬の好調も続いている。
前年は花粉シーズンの立ち上がりが遅かったこともあり、当月の花粉飛散量が前年同月に比べ少なかったため、鼻炎関連薬効は対前年大幅マイナスとなった。
