2023年は「クスリ早見帖2022年版(テーマ:市販の解熱鎮痛薬)」を寄贈品とする。
同社では、「日本では、カフェインや催眠鎮静薬(アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素)を配合した製品が多いことから、本書では初めて、中枢神経への作用に注目し考案した「解熱鎮痛薬区分」を導入した」と説明。「薬剤の使用過多による頭痛(Medication-overuse headache[MOH])の予防や、市販薬乱用や依存症の防止の観点からも、教育現場で有用にご活用いただけるのではないかと考えられる」としている。
「クスリ早見帖2022年版(テーマ:市販の解熱鎮痛薬)」を学生用に希望する場合、下記の内容を確認の上、申込む。なお、在庫がなくなり次第、終了。
【要件】
目的:医学部または薬学部の学生の市販薬学習の参考資料としてご活用いただくこと
対象:医学部の病歴聴取の教員または薬学部の市販薬教育の教員の方
方法:info@plamedplus.co.jp に下記の内容を記載の上、電子メールにて連絡
件名→寄贈の件(大学・学部名)
本文→講義を受ける学生数(概算で結構です)
ご送付先(大学・学部名、〒、住所、電話番号、ご担当者様)
講義の名前や教育内容(任意)
を記載
備考:教員の方には「クスリ早見帖2022年版」と「クスリ早見帖ブック 市販薬730(南山堂)」を寄贈(後者は一学部に一冊、在庫限り)。
費用:大学までの送料は、同社が負担
【財源】
「市販薬の教育・研究を支援!」クラウドファンディング と「クスリ早見帖ブック 市販薬730(南山堂)」からの印税。
【寄贈先実績】
2018年12月から2023年3月にかけて、クスリ早見帖シリーズの冊子を、22大学(京都大学 薬学研究科 / 京都薬科大学 / 神戸薬科大学 / 城西大学薬学部 / 湘南医療大学薬学部 / 帝京平成大学薬学部 / 東京薬科大学 / 同志社女子大学薬学部 / 新潟薬科大学 / 日本薬科大学 / 星薬科大学 / 和歌山県立医科大学薬学部 / 岐阜医療科学大学大学院 保健医療学研究科 / 日本大学薬学部 薬剤学研究室 / 姫路獨協大学薬学部医療薬学科 / 近畿大学薬学部 / 兵庫医科大学薬学部 / 熊本大学大学院生命科学研究部・薬学系 / 北海道科学大学薬学部 / 明治薬科大学 / 北海道医療大学薬学部 / 武庫川女子大学薬学部)に寄贈させていただきました。

【プラメドプラス社】市販薬の成分など検索できる冊子『クスリ早見帖』シリーズの2023年寄贈先を募集開始
【2023.04011配信】株式会社プラメドプラス(代表取締役 平憲二氏)は、2018年から冊子『クスリ早見帖』シリーズの冊子を寄贈している。学生の市販薬に関する教育に活かしてもらうことが目的。2023年についても寄贈先の募集を開始した。これまでは薬学部のみを対象としていたが、2023年からは医学部も対象に追加した。
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