【プラメドプラス社】市販薬の成分など検索できる冊子『クスリ早見帖』シリーズの2023年寄贈先を募集開始

【プラメドプラス社】市販薬の成分など検索できる冊子『クスリ早見帖』シリーズの2023年寄贈先を募集開始

【2023.04011配信】株式会社プラメドプラス(代表取締役 平憲二氏)は、2018年から冊子『クスリ早見帖』シリーズの冊子を寄贈している。学生の市販薬に関する教育に活かしてもらうことが目的。2023年についても寄贈先の募集を開始した。これまでは薬学部のみを対象としていたが、2023年からは医学部も対象に追加した。


 2023年は「クスリ早見帖2022年版(テーマ:市販の解熱鎮痛薬)」を寄贈品とする。

 同社では、「日本では、カフェインや催眠鎮静薬(アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素)を配合した製品が多いことから、本書では初めて、中枢神経への作用に注目し考案した「解熱鎮痛薬区分」を導入した」と説明。「薬剤の使用過多による頭痛(Medication-overuse headache[MOH])の予防や、市販薬乱用や依存症の防止の観点からも、教育現場で有用にご活用いただけるのではないかと考えられる」としている。

 「クスリ早見帖2022年版(テーマ:市販の解熱鎮痛薬)」を学生用に希望する場合、下記の内容を確認の上、申込む。なお、在庫がなくなり次第、終了。

【要件】
 目的:医学部または薬学部の学生の市販薬学習の参考資料としてご活用いただくこと
 対象:医学部の病歴聴取の教員または薬学部の市販薬教育の教員の方
 方法:info@plamedplus.co.jp に下記の内容を記載の上、電子メールにて連絡
  件名→寄贈の件(大学・学部名)
  本文→講義を受ける学生数(概算で結構です)
     ご送付先(大学・学部名、〒、住所、電話番号、ご担当者様)
     講義の名前や教育内容(任意)
     を記載
 備考:教員の方には「クスリ早見帖2022年版」と「クスリ早見帖ブック 市販薬730(南山堂)」を寄贈(後者は一学部に一冊、在庫限り)。
 費用:大学までの送料は、同社が負担

【財源】
 「市販薬の教育・研究を支援!」クラウドファンディング と「クスリ早見帖ブック 市販薬730(南山堂)」からの印税。

【寄贈先実績】
 2018年12月から2023年3月にかけて、クスリ早見帖シリーズの冊子を、22大学(京都大学 薬学研究科 / 京都薬科大学 / 神戸薬科大学 / 城西大学薬学部 / 湘南医療大学薬学部 / 帝京平成大学薬学部 / 東京薬科大学 / 同志社女子大学薬学部 / 新潟薬科大学 / 日本薬科大学 / 星薬科大学 / 和歌山県立医科大学薬学部 / 岐阜医療科学大学大学院 保健医療学研究科 / 日本大学薬学部 薬剤学研究室 / 姫路獨協大学薬学部医療薬学科 / 近畿大学薬学部 / 兵庫医科大学薬学部 / 熊本大学大学院生命科学研究部・薬学系 / 北海道科学大学薬学部 / 明治薬科大学 / 北海道医療大学薬学部 / 武庫川女子大学薬学部)に寄贈させていただきました。

この記事のライター

関連するキーワード


市販薬

関連する投稿


【OTC薬乱用の調査】「推計65万人」判明/厚労科学研究

【OTC薬乱用の調査】「推計65万人」判明/厚労科学研究

【2024.06.20配信】このほど厚生科学研究調査で、市販薬の乱用経験者の推計が出た。65万人と推計された。


【青少年の市販薬乱用対策で】小学生向けくすり教育ショート動画を制作・公開/くすりの適正使用協議会/日本薬剤師会監修

【青少年の市販薬乱用対策で】小学生向けくすり教育ショート動画を制作・公開/くすりの適正使用協議会/日本薬剤師会監修

【2023.02.02配信】青少年の市販薬の乱用増加が問題となっていることを受けて、くすりの適正使用協議会は、小学生向けくすり教育ショート動画を制作・公開した。小学校からの「くすり教育」を促したい考え。


【厚労省】ワクチン接種後の発熱や痛みなどにアセトアミノフェンのほかイブプロフェンやロキソプロフェンも使用できる旨を告知

【厚労省】ワクチン接種後の発熱や痛みなどにアセトアミノフェンのほかイブプロフェンやロキソプロフェンも使用できる旨を告知

【2021.06.19配信】厚生労働省は、ワクチン接種後の発熱や痛みなどに対して市販されているアセトアミノフェンのほか、非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)なども使用できることを告知した。19日までに「新型コロナワクチンQ&A」に記載した。


【OTC医薬品協会】高血圧の医療費823億円がOTCで対応可能

【OTC医薬品協会】高血圧の医療費823億円がOTCで対応可能

【2021.01.12配信】市販薬(OTC医薬品)メーカーで構成する日本OTC医薬品協会は、1月12日に会長会見を開き、「OTC医薬品で対応可能な薬効別潜在的医療費」の試算を示し、その中で「高血圧」について、823億円の医療費がOTC医薬品で対応可能とした。高血圧は既存のOTC医薬品にはない領域で、OTC医薬品産業が高血圧に代表される慢性的な疾患について市場を拓こうとしている意欲がのぞく。同協会は、「必要に応じてかかりつけ医や専門医に相談できる仕組みも必要だ」とした。


11月の総合感冒薬市場が35%減に。感染予防策の定着で

11月の総合感冒薬市場が35%減に。感染予防策の定着で

【2020.12.25配信】インテージヘルスケアは11月度の市販薬(OTC医薬品)市場の販売動向調査を公表した。それによると、総合感冒薬市場は前年同月比で63.4%に落ち込み、36.6%の減少となった。感染予防策の定着や高温だったことなどが要因。一方、消毒薬による手荒れに悩む人が多かったことから保湿を訴求する皮膚用薬は前年同月比152%と伸びた。


最新の投稿


【OTC“自動販売機”】龍生堂本店で実証開始/大正製薬のサンドボックス制度

【OTC“自動販売機”】龍生堂本店で実証開始/大正製薬のサンドボックス制度

【2025.03.19配信】大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区 社長:上原 茂氏)]は、ショッピングモールの薬局内にIoT(Internet of Things:モノのインターネット)化されたOTC販売機を設置し、第1類医薬品を含む一般用医薬品を販売する実証を、3月下旬(予定)より開始すると公表した。


【長期品の選定療養】「同一性への固執」による「医療上の必要性」認める

【長期品の選定療養】「同一性への固執」による「医療上の必要性」認める

【2025.03.18配信】厚生労働省は3月14日、「長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その4)」を発出した。


【長期品の選定療養】患者が負担する「特別の料金」、医療費控除の対象/厚労省疑義解釈

【長期品の選定療養】患者が負担する「特別の料金」、医療費控除の対象/厚労省疑義解釈

【2025.03.18配信】厚生労働省は3月14日、「長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その4)」を発出した。


【渡嘉敷奈緒美・元衆議院議員】次期衆院選へ出馬へ

【渡嘉敷奈緒美・元衆議院議員】次期衆院選へ出馬へ

【2025.03.16配信】渡嘉敷奈緒美・元衆議院議員が、3月15日に開かれた日本薬剤師会臨時総会で挨拶した。


【日本薬剤師会】上野清美氏が専務理事に就任

【日本薬剤師会】上野清美氏が専務理事に就任

【2025.03.16配信】日本薬剤師会の専務理事に上野清美氏が就任した。