調剤について、論点として以下の3つを掲げた。
・薬局・薬剤師が、対物中心の業務から、患者・住民との関わりの度合いの高い対人業務へとシフトすることにより、薬物療法や健康維持・増進の支援に一層関わり、患者・住民を支えていくことが重要であることを踏まえ、診療報酬のあり方について、どのように考えるか。
・かかりつけ薬剤師・薬局の普及の促進、多剤・重複投薬への取組、処方箋の反復利用など、「経済財政運営と改革の基本方針 2021」等を踏まえた今後の対応について、どのように考えるか。
・オンライン服薬指導については、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際しての時限的措置の実績を踏まえ、医薬品医療機器等法に基づくルールの見直しが行われることを踏まえ、診療報酬について、具体的に、どのような検討が必要か。
処方箋の反復利用について議論が進められるとみられる。
後発医薬品に関しては、「医薬品の適切な使用の推進について」の項で触れられており、論点として、以下の通り記述された。
・昨今の後発医薬品の品質や安定供給に係る問題も踏まえつつ、新目標との関係を踏まえた後発医薬品調剤体制加算等の見直しの検討など、「経済財政運営と改革の基本方針 2021」や「成長戦略実行計画 2021」を踏まえた今後の対応について、どのように考えるか。
品質や安定供給に問題が起きていることを踏まえた改定のあり方が議論されるとみられる。
「医薬品の適切な使用の推進について」が大きく取り上げられおり、医薬品の適切な使用の推進が報酬上で評価される流れとなりそうだ。この中にフォーミュラリも含まれている。
なお、同日の議論では時間的な制約もあり、「中間とりまとめ」に対して委員から意見表明等はなかった。
*****
次回改定で目新しいテーマとして注目されるのは、いうまでもなく、フォーミュラリと処方箋の反復利用となるだろう。
導入となるのか注目していきたい。
【中医協】中間とりまとめ提示/「処方箋の反復利用」を論点に
【2021.09.15配信】厚生労働省は9月15日に中央社会保険医療協議会総会(第488回)を開き、「令和4年度診療報酬改定に係る議論の中間とりまとめについて」を示した。調剤報酬に関しては、「処方箋の反復利用」や「対人へのシフト」「オンライン服薬指導」などを論点として挙げた。
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