規制改革推進会議後のオンラインによる記者会見で、河野太郎行政改革担当大臣は、「医療の分野でデジタル化が進まなかったことについて意見」を求められ、「今回のワクチン接種でも紙での管理では到底できなかったことは自明の理」との認識を示す一方で、「支払い基金にレセプトが大量にきて、分析することで医療のコストや中身が改善できることが分かっていてもできてこなかったこともある」と述べた。その上で、「支払い基金の特別チームをつくる」とし、行政改革・規制改革の両輪で対応していく方針を示した。
【規制改革推進会議】河野大臣「データで医療のコスト分析」/支払い基金特別チーム設置へ
【2021.08.23配信】規制改革推進会議が8月23日に開かれ、会議後の記者会見で河野太郎行政改革担当大臣はデータで医療のコストを分析することができるとの考えを示し、支払基金の特別チームを設置し、規制改革と行政改革の両輪で対応していく方針を示した。
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