花粉用薬とデリケートスキンケアの売上が伸長
マツモトキヨシホールディングスは3月月次業績を公表した。
「マツモトキヨシ既存店小売り売上伸び率」は、3月は-0.8%。
「マツモトキヨシHD小売り売上伸び率既存店」は、3月が-1.1%。
「マツモトキヨシHD小売り売上伸び率全店」は、3月が+0.5%。
「マツモトキヨシHD FC」は+22.6%。
「マツモトキヨシHD合計」は、+1.2%だった。
「マツモトキヨシHD合計」の数値がプラスになるのは、4ヶ月ぶり。
昨年4月からの今期の単月業績は昨年4月が−10.8%など苦戦してきており、4月以降直近の3月まででプラスだったのは昨年8月の+0.2%と、消費税増税による駆け込み需要反動のあった昨年10月の+6.1%の2ヶ月のみ。ここにきて、回復基調がみられる。
同社でも、「前年にあった新型コロナウイルス感染症に関連した除菌関連商品、ティッシュペーパー等の紙製品や食品の特需が落ち着き、反動減の影響を受けた」とする一方、「医薬品と化粧品は回復基調にある。特に花粉用薬(目薬・鼻炎治療薬)、デリケートスキンケアの売上が伸長した」とする。