スギホールディングスは、2021 年 1 月 25 日開催の取締役会において、代表取締役の異動について決議した。
代表取締役の定年を70歳とする社内規程に則り、現 代表取締役会長 杉浦 広一氏が、本年5月中旬に開催予定の第39回定時株主総会終結の時をもって退任し、現 代表取締役社長 榊原 栄一氏が代表取締役会長に、現 代表取締役副社長 杉浦 克典氏が代表取締役社長に、それぞれ就任する。
新型コロナウイルス感染症拡大、異業種を巻き込んだ競争や新たな消費者行動への対応など先行きの予測困難な時代にあって、現 代表取締役会長 杉浦 広一氏は、第一線からは退くものの、顧問に就任し、スギ薬局創業から45年にわたって同社グループを牽引し、成長させてきた過程で培った幅広い知識・経験をもって、引き続き同社グループの持続的な企業価値向上に寄与していく方針。
2021 年 5 月中旬開催予定の第 39 回定時株主総会において、取締役として選任された後、同日開催予定の取締役会において正式に決定される予定。
それぞれの略歴は、杉浦 克典(すぎうら かつのり)氏は、生年月日 1978年10月14日。2006年3月 株式会社スギ薬局(現スギホールディングス株式会社)入社。2011年3月 株式会社スギ薬局 常務取締役。2014年3月 スギスマイル株式会社 代表取締役社長(現任)。2017年3月 株式会社スギ薬局 代表取締役社長(現任)。2018年3月 スギメディカル株式会社 代表取締役副社長(現任)。2018年5月 スギホールディングス株式会社 代表取締役副社長(現任)保有株式数 1,892 千株。
榊原 栄一氏(さかきばら えいいち)の生年月日は1956年8月14日。1986年9月 株式会社スギ薬局(現スギホールディングス株式会社)入社。 1997年8月 株式会社スギ薬局(現スギホールディングス株式会社)常務取締役。2008年9月 株式会社スギ薬局 常務取締役。2011年3月 株式会社スギ薬局 代表取締役社長。2017年3月 株式会社スギ薬局 代表取締役会長(現任)。2017年5月 スギホールディングス株式会社 代表取締役社長(現任)。保有株式数 152 千株。
なお、杉浦克典氏は杉浦広一氏の長男。

【杉浦克典氏が社長に】スギHD人事発表、杉浦広一氏は退任して顧問に
【2021.01.25配信】スギホールディングスは代表取締役の異動を公表した。現HD副社長で子会社スギ薬局の社長を務める杉浦克典氏がHDの代表取締役社長に就く。5月中旬に開かれる同社定時株主総会において選任されたあと、取締役にて正式決定される。
関連する投稿
【2024.11.23配信】スギホールディングスは11月22日、同社子会社のスギ薬局における調剤過誤訴訟で和解が成立したと公表した。
【2024.08.28配信】スギホールディングスは8月28日、同社調剤過誤事案において民事訴訟が提起されたと公表した。
【2024.08.27配信】スギホールディングスは、2024年9月2日付で子会社化する予定の I&H 株式会社において、取締役及び監査役候補者を決定した。 I&H の代表取締役社長にスギHD取締役副社長の杉浦伸哉氏が就く。
【スギHD】モンゴル国内卸売業企業と提携/スギ自社開発品など供給へ
【2024.05.13配信】スギホールディングスは5月13日、モンゴル法人のAsayake.co.,ltdと業務提携することで合意したと発表した。
【スギ薬局】東京医科歯科大学との包括連携基本協定締結/初期共同研究にオーラルケア商品を通じた口腔機能の維持・改善
【2024.04.04配信】スギホールディングスのグループ会社であるスギ薬局は4月4日、東京医科歯科大学と包括連携基本協定を締結したと公表した。初期共同研究としては、オーラルケア商品を通じた口腔機能の維持・改善などをテーマにするとしている。(サムネイル写真:左からスギ薬局杉浦社長、東京医科歯科大学 田中学長)
最新の投稿
【大木ヘルスケアHD】“推し活”キーに医薬品需要に気付き/目薬や喉ケア/秋冬商品提案で
【2025.06.15配信】ヘルスケア卸大手の大木ヘルスケアホールディングスは6月11日に、事業部説明会を開催した。来る6月17日(火)~6月18日(水)にTRC 東京流通センターで開く「2025OHKI秋冬用カテゴリー提案商談会2025 年 OHKI 秋冬用カテゴリー提案商談会」の事前説明会の位置付け。OTC医薬品に関しては、“推し活”市場の拡大を背景に、“推し活”をきっかけに需要に気付きを与える提案を実施することを説明した。
【骨太方針_閣議決定】「高齢化の伸び」に経済・物価動向の増加分を加算
【2025.06.13配信】政府は6月13日、「経済財政運営と改革の基本方針 2025」、いわゆる骨太方針を閣議決定した。医療・介護に関連しては、「高齢化による増加分に相当する伸びにこうした経済・物価動向等を踏まえた対応に相当する増加分を加算する」と記載した。これまでは、社会保障関係費の伸びを高齢化の範囲内に抑える方針がとられてきた。薬剤師で参議院議員の神谷政幸氏はXで「税収増を踏まえた経営の安定化や確実な賃上げに繋がる対応がついに反映」と投稿。医療介護業界の声が届いたとの考えを示唆した。
【奈良県薬剤師会】「健康ハートの日 2025」に協賛/気になる“nara”測ろう血圧ポスター作成
【2025.06.12配信】奈良県薬剤師会(後岡伸爾会長)は、「健康ハートの日 2025」に協賛する。
【マイナ保険証】活用で「多重受診・過剰処方」発見効果/日本保険薬局協会調査
【2025.06.12配信】日本保険薬局協会は6月12日に定例会見を開き、「保険薬局における医療DX活用と業務貢献等の実態調査」の結果を説明した。「多重受診・過剰処方」の発見など効果がみられた。
【日本医師会】自公維3党合意に見解公表/病床削減と医療DXに「総論賛同」
【2025.06.10配信】日本医師会は6月9日、自由民主党、公明党、日本維新の会の3党合意についての見解を公表した。