【第2四半期】マツキヨHD、売上-8.8%、営業利益-21.3%。海外戦略は引き続き強化

【第2四半期】マツキヨHD、売上-8.8%、営業利益-21.3%。海外戦略は引き続き強化

【2020.11.13配信】マツモトキヨシホールディングスは2021年3月期 第2四半期決算(2020年4月1日~2020年9月30日)を公表した。それによると、売上高は前年同期比-8.8%、営業利益が同-21.3%などとなった。今後も、デジタルマーケティングのほか、海外向け商品開発・提供を含めたグローバル戦略を拡充していく方針。


 マツモトキヨシホールディングスの2021年3月期 第2四半期決算は、売上高2738億4600万円(前年同期比-8.8%)、営業利益144億9600万円(同-21.3%)、経常利益155億4100万円(同-20.9%)、純利益97億2900万円(同-24.9%)だった。日用品などで“コロナ特需”があったものの、インバウンドや都市型店、化粧品などの減少があった。
 
 同社は現在、ココカラファインとのスムーズな経営統合に向けた準備を進めるほか、「デジタル化」「グローバル化」「専門領域による拡大」の3つに取り組んでいる。
 「デジタル化」では、同社と顧客との接点数(ポイントカード会員/LINEの友だち/公式アプリのダウンロード数)が延べ7300万超まで拡大した。この顧客データを生かし、デジタルマーケティングをさらに強化する。
 「グローバル化」では、出入国制限の解除後を念頭に、海外SNSを活用した情報配信など、アジアを中心とした海外店舗展開やグローバル会員獲得に向けた仕組みづくり、海外で支持される商品の開発、提供などに積極的に取組む方針。2020年9月末の海外店舗数は、タイ王国で31店舗、台湾で13店舗の合計44店舗となり、ベトナム社会主義共和国では1号店のオープンに向け、準備を進めている。
 「専門領域」では、三大都市圏におけるエリアドミナント化の推進や次世代ヘルスケア・調剤事業の拡大を基軸として、次なる成長ドライバーの早期確立を進めている。調剤サポートプログラムの加盟店舗は102店舗まで拡大した。
 プライベートブランド(PB)商品も活発に上市。 “matsukiyo LAB アスリートライン”やエナジードリンクのほか、ナリス化粧品との共同開発エイジングケアブランド「THE RETINOTIME(ザ・レチノタイム)」ではしわを改善するアイテムを投入している。

 出店では、和歌山県内グループ1号店となる「薬マツモトキヨシキーノ和歌山店」をオープンしたほか、中国エリア1号店となる「薬マツモトキヨシmatsukiyoLAB岡山駅B-1店」のオープンによりmatsukiyoLABは25店舗まで拡大している。
 当期間では、出店35店舗、閉店14店舗、改装21店舗となり、9月末のグループ店舗数は1738店舗となった。
 
 商品別売上状況では、医薬品76,883(前年同期比84.7%)、化粧品93,284(前年同期比77.8%)、雑貨63,805(前年同期比124.0%)、食品27,489(前年同期比104.9%)。雑貨・食品は伸びたものの、医薬品・化粧品は落ち込んだ。

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