クスリのマルエ、「10月6日登録販売者の日」をHPで告知。普及・啓発目指す

クスリのマルエ、「10月6日登録販売者の日」をHPで告知。普及・啓発目指す

【2020.10.06配信】ウエルシアホールディングス子会社で、群馬県を中心に70店舗を運営するドラッグストア企業のクスリのマルエは、ホームページで「10月6日 登録販売者の日」を告知した。「登録販売者」の資格の認知向上を目指すもの。登録販売者は2014年に施行された医薬品販売制度改正に伴い誕生したが、「何の資格者かわかりづらい」といった生活者の声もあり、「医薬品登録販売者」の名札を使用するなど、ドラッグストア業界では認知向上を図っている。


 ホームページでは、10月6日は「登(10)録(6)販売者の日」であることを解説している。

 併せて、10月17日~23日が「薬と健康の週間」であることも告知。

 生活者に向けて、「病気やけがを治すのに役立つのが「薬」。しかし、正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすこともあります。十分注意して、正しく薬を使いましょう。登録販売者はドラッグストアや薬局にいる身近なお薬とヘルスケアの専門家です。お薬や健康について気になることは薬剤師又は医薬品登録販売者の名札を付けている専門家までお気軽にご相談ください」とメッセージを発信している。

「10月6日 登録販売者の日」の啓発資料

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