【日本薬剤師会】第1回「大学教員薬剤師部会」全国会議開催/3月10日に

【日本薬剤師会】第1回「大学教員薬剤師部会」全国会議開催/3月10日に

【2025.02.04配信】日本薬剤師会は2月4日に定例会見を開いた。この中で第1回「大学教員薬剤師部会」全国会議を3月10日に開催すると報告した。


 日本薬剤師会では、会員薬剤師の所属する組織形態によって、「職域部会」を設けている。製薬薬剤師部会、行政薬剤師部会等複数の職域部会を会内に設置している。今年度はこれまであった「薬局薬剤師部会」を廃止し、新たに「大学教員薬剤師部会」を設置した。

 薬科大学・薬学部では薬剤師資格を持つ教員が働いており、日薬会員でもあるが職域部会としてはこれまで設置していなかった。新設の「大学教員薬剤師部会」では、大学教員と連携を深め、薬学教育、実務実習以外の面も含め、大学教員の持つ課題及び日薬に対する要望等を把握した上で、日薬からの支援策等について検討する予定という。

 また、3月10日には「日本薬剤師会 大学教員薬剤師部会 全国会議」を非公開で開く。
 同部会設置に関する趣旨説明に加え、教員が現状抱える課題や日薬に対する要望等について、SGD(スモールグループディスカッション)で提起してもらうことを想定している。

 全国会議のプログラム等概要は以下の通り。

 日時:令和7年3月10日(月)13:30~16:30
 主テーマ:「大学と薬剤師会の連携によるシナジー効果を考える」
 開催方式:現地開催
 会場:慶應義塾大学薬学部芝共立キャンパス(東京都港区芝公園1-5-30) 2号館 4階 大講堂
 対象:大学教員
 開催主体:公益社団法人 日本薬師会

 なお、日薬から全薬科大学・薬学部に案内状を送付しており、各大学から1名の教員の派遣を求めている。

 会見に臨んだ岩月進会長は、大学教員薬剤師部会の活動について、薬学教育に関して「調剤偏重」や「国試合格率重視」といった課題の指摘もあるとし、「薬学教育に関わっている方にお集まりをいただいて薬学教育をどう全方位に変えるのか、ぜひご議論をいただきたい」と話した。

 加えて、原口亨副会長は当日のプログラムに関して、「1つは薬剤師養成であり、もう1つはフィールドワークのようなリサーチ関連がテーマになる」とし、「連携をとらないといけない」と話した。
 

【記事更新】2025年2月5日時点、記載が不十分だったため更新しました
・廃止した職域部会名称につきまして、「開局部会」→「薬局薬剤師部会」に修正しました
・開催に関して「非公開」の開催である旨を追記しました
・開催に関して「日薬から全薬科大学・薬学部に案内状を送付しており、各大学から1名の教員の派遣を求めている」を追記しました

この記事のライター

関連する投稿


【日本薬剤師会】会員1671人減少、10万人切る/組織強化委員の報告書は年明け完成見込み

【日本薬剤師会】会員1671人減少、10万人切る/組織強化委員の報告書は年明け完成見込み

【2025.12.23配信】日本薬剤師会は12月23日に定例会見を開き、日本薬剤師会の全国会員数調査報告について報告した。


【日薬】森副会長「基本料1の議論、手をつけること考えていない」

【日薬】森副会長「基本料1の議論、手をつけること考えていない」

【2025.12.03配信】日本薬剤師会は12月3日に定例会見を開いた。その場で中医協委員である副会長の森昌平氏は調剤基本料1を取り上げた議論に対して、日薬としては「対応は全く考えていない」と言及した。


【日薬】調剤報酬改定、「まずは薬局の維持を」

【日薬】調剤報酬改定、「まずは薬局の維持を」

【2025.12.03配信】日本薬剤師会(日薬)は12月3日に定例会見を開き、中医協での調剤報酬改定の議論について言及した。


【日本薬剤師会】財政審の改革提言に反論、「薬局増えても調剤報酬増えない」

【日本薬剤師会】財政審の改革提言に反論、「薬局増えても調剤報酬増えない」

【2025.11.05配信】日本薬剤師会は11月5日に会見を開いた。この中で、同日公表された財政制度等審議会(財政審)財政制度分科会の提言に対し反論した。


【日本薬剤師会】岩月会長が敷地内薬局めぐる議論にコメント

【日本薬剤師会】岩月会長が敷地内薬局めぐる議論にコメント

【2025.11.05配信】日本薬剤師会は11月5日に定例会見を開いた。その中で、岩月進会長が中医協での敷地内薬局をめぐる議論に対してコメントした。


最新の投稿


【大木ヘルスケアHD】アフターピルの情報「しっかり届ける」/慎重な対応強調

【大木ヘルスケアHD】アフターピルの情報「しっかり届ける」/慎重な対応強調

【2026.02.13配信】ヘルスケア卸大手の大木ヘルスケアホールディングス(代表取締役社長:松井秀正氏)は2月13日にメディア向け説明会を開いた。その中で、アフターピルの情報提供について触れ、慎重な対応を強調。ただ、メーカー資材を中心として「必要な時に必要な情報を届けられるようにすることも仕事」とし、取り組んでいることを説明した。


【答申】新・地域支援加算、おおむね3点減点か

【答申】新・地域支援加算、おおむね3点減点か

【2026.02.13配信】厚生労働省は2月13日に中央社会保険医療協議会総会を開き、令和8年度診療報酬改定について答申した。後発薬調剤体制や供給体制、地域支援の要件を求める「地域支援・医薬品供給対応体制加算」はこれら要件の旧来の点数の合算から考えると3点の減点ともいえる。


【答申】調剤管理料「2区分」化では「7日以下」では増点の結果

【答申】調剤管理料「2区分」化では「7日以下」では増点の結果

【2026.02.13配信】厚生労働省は2月13日に中央社会保険医療協議会総会を開き、令和8年度診療報酬改定について答申した。調剤管理料(内服薬)では、「長期処方」(28日分以上)以外は10点となる。長期処方は60点。


【答申】調剤基本料「1」と「3ーハ」で2点増点

【答申】調剤基本料「1」と「3ーハ」で2点増点

【2026.02.13配信】厚生労働省は2月13日に中央社会保険医療協議会総会を開き、令和8年度診療報酬改定について答申した。調剤基本料「1」と「3ーハ」で2点増点する。


【日本保険薬局協会】門前薬局“減算”、「到底受け入れられない」/三木田会長

【日本保険薬局協会】門前薬局“減算”、「到底受け入れられない」/三木田会長

【2026.02.12配信】日本保険薬局協会は2月12日に定例会見を開いた。この中で会長の三木田慎也氏は、次期調剤報酬改定の項目、いわゆる“短冊”について触れ、「門前薬局等立地依存減算」について「到底、受け入れらない」と強調した。「患者さんの動向、患者の志向、いわゆるマーケットインの発想が調剤報酬をつくる側に全く意識されていない結果」と述べた。