【調剤業務の外部委託】特区実施へ2023年度中メドに措置/特区・規制改革合同会議

【調剤業務の外部委託】特区実施へ2023年度中メドに措置/特区・規制改革合同会議

【20232.12.26配信】内閣府は12月26日、規制改革推進会議と国家戦略特別特区諮問会議合同会議を開催した。


 会議では、調剤業務の一部外部委託について、国家戦略特区において実証を可能とするための省令整備等を措置を2023年度中をメドに講じることを明記した。

 「国家戦略特区において取り組む規制・制度改革事項等」の中の「新たに講ずべき具体的な施策」として、「薬剤師の地域における対人業務の強化」として記載。「調剤業務の一部外部委託(薬局における調剤業務のうち、一定の薬剤に関する調製業務を、患者の意向やニーズを尊重しつつ、当該薬局の判断により外部に委託して実施することをいう。)について、2024 年度早期に国家戦略特区において実証可能とするため、省令整備を含む所要の措置を、2023年度中を目途に講ずる」とした。

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