中でも注目されるのは、2016 年度入学者のうち、2022 年度国試に合格した者の割合である“ストレート合格率”だ。
厚労省が試験直後に発表する国試合格率は、受験者を母数とした合格率であり、5年次進級率が低い大学でもそういったものが反映されにくい。各校の実態を示していないものだが、これを各校の合格率実績として広く報道されることなどが問題視されている。
本紙では公表データから私大の合格率ランキングを作成した。トップ5は明治薬科大学、北里大学、東京理科大学、星薬科大学、慶應義塾大学。逆に3割を切ったのが、日本薬科大学、第一薬科大学、千葉科学大学、姫路獨協大学。


