【ドラッグストア協会】かかりつけ推進など調剤制度への意見表明は「今後の課題」/現時点では意見はなし

【ドラッグストア協会】かかりつけ推進など調剤制度への意見表明は「今後の課題」/現時点では意見はなし

【2021.11.24配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は11月24日、定例会見を開いた。その中で、11月8日の財務省財政制度分科会での調剤における「かかりつけ」を推進する案などへの意見を記者から問われると、現時点で協会内で意見交換はしていないとした上で、「(調剤の制度に関わる)意見表明 などは今後の課題だ」との見解を示した。


 11月8日の財務省財政制度分科会では、「外来医療における『かかりつけ医』以外の受診への定額負担の導⼊とあわせて、『かかりつけ薬局・薬剤師』以外の処⽅箋受付における負担のあり⽅についても検討を深めるべきである」などと提言されていた。

 こうした財政制度分科会での提言に対する協会の意見を記者から問われると、同協会専務理事の中澤一隆氏は、「現時点で協会内で意見交換をしているわけではない」とした。
 その上で個人的な感想として、「反論もしないが、にわかに賛同しかねる内容ではあった」と語った。

 協会内では榊原栄一氏(スギホールディングス会長)が委員長を務める調剤事業推進委員会で調剤に関する意見交換を行っているとしつつ、「業界として調剤比率が10数%程度であり、今後、比率が高まっていくと、(意見表明なども)必要になっていくかもしれない。これからいろいろ意見を出していきたい」(中澤専務理事)とした。

この記事のライター

関連する投稿


【ドラッグストア協会】「濫用のおそれのある医薬品」対象拡大への準備を会員通知/456品目から1275品目に対象品目拡大

【ドラッグストア協会】「濫用のおそれのある医薬品」対象拡大への準備を会員通知/456品目から1275品目に対象品目拡大

【2022.11.18配信】日本チェーンドラッグストア協会は11月18日に定例会見を開き、11月2日付けで「濫用のおそれのある医薬品」の範囲の拡大について万全の準備を周知する事務連絡を会員企業に発出したことを報告した。協会によると来年2月にも対象が456から1275に品目に大幅に拡大するとして、協会は店頭の準備には時間を要するとの考え。そのため公的な発表を待たずに協会会員企業へ発出したと説明した。


【ドラッグストア協会】OTC第1類医薬品の医薬品登録販売者による販売要望/自民党「予算・税制等に関する政策懇談会」で

【ドラッグストア協会】OTC第1類医薬品の医薬品登録販売者による販売要望/自民党「予算・税制等に関する政策懇談会」で

【2022.11.09配信】日本チェーンドラッグストア協会は11月8日、自民党の「予算・税制等に関する政策懇談会」で政策に関する要望を行った。インフルエンザ用検査キットのスイッチOTC化などのほか、OTC第1類医薬品の医薬品登録販売者による販売を求めている。


【ドラッグストア協会】ドラッグストア産業の新予測公表、2030年に13兆円規模へ

【ドラッグストア協会】ドラッグストア産業の新予測公表、2030年に13兆円規模へ

【2022.10.21配信】日本チェーンドラッグストア協会は10月21日に定例会見を開き、産業規模としての新予測を公表した。2030年に売上13兆円、店舗数は3万5000店舗になるとした。


【ドラッグストア協会】コロナ自宅療養者に対応するOTC解熱剤服用の成分名明示を報告

【ドラッグストア協会】コロナ自宅療養者に対応するOTC解熱剤服用の成分名明示を報告

【2022.09.16配信】日本チェーンドラッグストア協会は9月16日、定例会見を開き、コロナ自宅療養者に対応するOTC解熱剤服用に関して、厚労省から成分名が明示されたことを報告した。


【ドラッグストア協会】林芳正外務相が来賓挨拶「国際的に発展を」/若手経営者「勇気づけられた」

【ドラッグストア協会】林芳正外務相が来賓挨拶「国際的に発展を」/若手経営者「勇気づけられた」

【2022.08.19配信】日本チェーンドラッグストア協会は8月19日から、3年半ぶりのリアルとなる「JAPANドラッグストアショー」を開催。初日となる同日夜に開いたレセプションパーティーでは外務大臣の林芳正氏が来賓挨拶した。


最新の投稿


【薬局業界ニュースは薬剤師国家試験出題に関係ない?】業界紙記者×国試対策校の対談

【薬局業界ニュースは薬剤師国家試験出題に関係ない?】業界紙記者×国試対策校の対談

【2022.12.02配信】このほど、業界紙「ドラビズon-line」は、「薬局業界ニュースは薬剤師国家試験出題に関係ない?」をテーマに、薬剤師国家試験対策校のメディセレ社長の児島惠美子氏と紙上対談を実施しました。


【厚労省】後発薬の数量シェアを公表/令和4年薬価調査結果

【厚労省】後発薬の数量シェアを公表/令和4年薬価調査結果

【2022.12.02配信】厚生労働省は12月2日、中医協薬価専門を開き、その中で令和4年薬価調査の速報値として、後発医薬品の数量シェアが約79.0%だったと報告した。


【厚労省】令和4年9月の薬価乖離率(速報値)を公表

【厚労省】令和4年9月の薬価乖離率(速報値)を公表

【2022.12.02配信】厚生労働省は12月2日、中医協薬価専門部会を開いた。この中で、令和4年薬価調査結果の速報値を公表した。平均乖離率は約7.0%だったとした。


【経済財政諮問会議】DXに続いて“HX”登場/民間議員提唱

【経済財政諮問会議】DXに続いて“HX”登場/民間議員提唱

【2022.12.02配信】12月1日に開かれた経済財政諮問会議で、民間議員は社会保障における「経済・財政一体改革における重点課題」を提起した。その中で、医療・介護分野におけるDX推進に加え、「ヘルスケア・医薬産業の成長力強化」を“HX”として記載し、その推進を提唱した。


【経済財政諮問会議】「令和5年度予算編成の基本方針」を答申/DX等への投資や全世代型社会保障の構築明記

【経済財政諮問会議】「令和5年度予算編成の基本方針」を答申/DX等への投資や全世代型社会保障の構築明記

【2022.12.02配信】政府は12月1日、第15回経済財政諮問会議を開催し、「令和5年度予算編成の基本方針」を決定した。令和5年度予算編成に当たっては、“令和4年度第2次補正予算と一体として”とし、「経済財政運営と改革の基本方針 2022」に沿って、足元の物価高を克服しつつ、経済再生を実現するとし、DX等への投資や全世代型社会保障の構築を明記した。


ランキング


>>総合人気ランキング