八戸薬剤師会がホームページで公開した「緊急避妊薬の応需体制薬局リスト」は、「薬局名」「薬局の営業時間」「緊急避妊薬の処方箋応需連絡先(電話番号)」「緊急避妊薬の在庫状況」「対応薬剤師の性別」「緊急避妊薬の処方せん応需時間」「緊急避妊薬の処方せん応需に係る患者負担金(価格帯)」などの項目となっている。
これらを地域インフラである地域薬剤師会の活動の一環として、ホームページで公開したもの。
八戸薬剤師会は今回の公開に至るまでに、まずは会員への意識調査から始め、慎重論もあったが、全体として情報発信への同意が得られたことから、状況調査、開示に至ったもの。どのような項目が開示できるか、あるいは開示すべきかについても検討を重ねてきた。
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<編集部コメント>
緊急避妊薬は実際に処方箋がたくさん出るような薬剤ではなく、在庫していても薬局の経営的な負担となる可能性がある。一方で必要としている人にとっては、まさに“緊急”に必要となる薬剤だ。
こうした特性のある薬剤の情報を発信していくことは、医薬品供給という薬局の責務遂行だけでなく、地域住民のエンパワーメントにつながる活動だということができるだろう。
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【2021.09.05配信】八戸薬剤師会は以前から進めてきた緊急避妊薬の応需体制薬局リストをホームページに公開した。
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