【中医協_調剤その2】“地域別”の薬局損益率を提示/特別区の薬局で損益率高く

【中医協_調剤その2】“地域別”の薬局損益率を提示/特別区の薬局で損益率高く

【2025.11.28配信】厚生労働省は11月28日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開き、「調剤その2」をテーマとした。この中で、事務局は“地域別”の薬局損益率を提示。特別市で損益率が高いことを示した。


背景に薬局の地域偏在の課題

 特別区の薬局の損益率は、令和5年度5.7%から、令和6年度6.3%に向上していた。
 
 特別区以外では政令指定都市では同様に4.9%→4.9%、中核市では4.4%→3.9%、その他では5.5%→5.0%で、いずれも同等、もしくは下落している。損益率水準も特別区の薬局に見劣りする。

 事務局は資料で、「令和6年度改定後の損益率は特別区の薬局で増加しており、中核市では低下していた」と分析。こうした地域別のデータを示すことは珍しく、背景には薬局の地域偏在の課題がある。

都市部にある基本料1の薬局にも注目

 加えて、特に都市部にある基本料1の薬局にも注目。「処方箋集中率が85%以上であり、調剤基本料1を算定している特別区又は政令指定都市にある薬局(処方箋受付枚数7201~24000枚/年)は、調剤基本料1を算定している薬局全体の損益率より高かった」との分析を記載した。

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