M&A【ココカラファイン】三重県の調剤薬局3社を子会社化/イー・ウェル、ウェル・サポート、メディカル・サポート

M&A【ココカラファイン】三重県の調剤薬局3社を子会社化/イー・ウェル、ウェル・サポート、メディカル・サポート

【2021.07.28配信】ココカラファインは7月28日、三重県で調剤薬局を展開する有限会社イー・ウェル、有限会社ウェル・サポート、有限会社メディカル・サポートの全株式を取得し、同社を子会社したと公表した。


 ココカラファインは、地域の健康増進を支援する「健康サポート薬局」づくりに重点を置き、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」という経営理念の実現を目指している。そのためにM&Aにも積極的に取り組み、中核事業であるドラッグストア事業と調剤薬局事業を拡充しているとする。

 今回、三重県で調剤薬局を展開する有限会社イー・ウェル、有限会社ウェル・サポート、有限会社メディカル・サポートの全株式を取得し、同社を子会社とすることにより、三重県におけるドミナントを深耕し、地域におけるヘルスケアネットワークの構築を推進したい考え。

 子会社とする企業の概要は以下の通り。

1有限会社イー・ウェル
 代表者:野田 明雄氏
 所在地:三重県津市長岡町3008-11
 設立年月日:1995年9月22日
 事業の内容:調剤薬局1店舗の運営
 資本金:300万円
 発行済株式総数:60株
 大株主および持株比率:大株主が個人であり、守秘義務契約を締結していることか非開示
 ココカラファインとの関係:記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はない

2有限会社ウェル・サポート
 代表者:野田明雄氏
 所在地:三重県津市乙部 5-3
 設立年月日: 2002年3月29日
 事業の内容:調剤薬局1店舗の運営
 資本金:300万円
 発行済株式総数: 60株
 大株主および持株比率:大株主が個人であり、守秘義務契約を締結していることから非開示
 ココカラファインとの関係:記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はない

3有限会社メディカル・サポート
 代表者:野田 明雄氏
 所在地:三重県松阪市下村字樋口 997-3
 設立年月日: 2002年3月29日
 事業の内容:調剤薬局1店舗の運営
 資本金:300万円
 発行済株式総数:60株
 大株主および持株比率:大株主が個人であり、守秘義務契約を締結していることから非開示
 ココカラファインとの関係:記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はない

 取得株式数および取得前後の所有株式の状況は、以下の通り。

1有限会社イー・ウェル
 異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0.0%、議決権の数 0 個)、取得株式数60株(議決権の数 60 個)、異動後の所有株式数60株(所有割合 100.0%、議決権の数60個)

2有限会社ウェル・サポート
 異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0.0%、議決権の数 0 個)、取得株式数60株(議決権の数 60 個)、異動後の所有株式数60株(所有割合100.0%、議決権の数60個)

3有限会社メディカル・サポート
 異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0.0%、議決権の数 0 個)、取得株式数60株(議決権の数 60 個)、異動後の所有株式数60株(所有割合 100.0%、議決権の数 60 個)

 なお株式取得価額については、第三者機関により実施されたデュ-デリジェンスの結果を踏まえ、将来的な収益の見積もり、現時点での資産状況などからDCF法等に基づき決定しているが、相手先との協議により、開示を控えている。

 今回の件によるココカラファインの2022年3月期連結業績に与える影響は軽微であると判断しているがが、現状の見通しに変化がある場合は、速やかにここ内する予定。

この記事のライター

関連するキーワード


ココカラファイン M&A

関連する投稿


【さくら薬局のクラフト】事業再生計画案が成立/投資ファンドによる全株式譲受の条件クリア

【さくら薬局のクラフト】事業再生計画案が成立/投資ファンドによる全株式譲受の条件クリア

【2023.01.26配信】さくら薬局を展開するクラフトは、1月26日、事業再生計画案が成立したと公表した。2022年10月14日には、取引金融機関の同意を得て事業計画案が成立することなどを条件として、日本産業推進機構グループ(NSSKグループ)から経営支援を受けることを公表していた。


【M&A】クオールがパワーファーマシー(栃木県、38薬局)の株式取得へ/栃木県でクオールが最大規模の薬局企業に

【M&A】クオールがパワーファーマシー(栃木県、38薬局)の株式取得へ/栃木県でクオールが最大規模の薬局企業に

【2023.01.10配信】クオールホールディングスは1月6日、株式会社パワーファーマシーの株式取得に関して株式譲渡契約書を締結したと公表した。


【M&A】クスリのアオキHD、三崎ストアー(金沢市)のスーパー事業を譲受

【M&A】クスリのアオキHD、三崎ストアー(金沢市)のスーパー事業を譲受

【2022.10.03配信】クスリのアオキホールディングスは10月3日、同日開催の取締役会において、株式会社三崎ストアーとの間で、三崎ストアーが行うスーパーマーケット事業を同社子会社である株式会社クスリのアオキが譲り受ける事業譲渡契約を締結することを決議したと公表した。


【M&A】地域ヘルスケア連携基盤、フラント社の株式取得/群馬県太田市11薬局運営

【M&A】地域ヘルスケア連携基盤、フラント社の株式取得/群馬県太田市11薬局運営

【2022.09.08配信】株式会社地域ヘルスケア連携基盤(東京都中央区、代表取締役:武藤真祐氏・国沢勉氏、CHCP)は、グループ会社を通じて、調剤薬局 11 店舗を運営する株式会社フラント(群馬県太田市、代表取締役:石塚雅彦氏)の株式を取得したと公表した。


【M&A】トラストファーマシー(東京都豊島区)が3薬局を譲受

【M&A】トラストファーマシー(東京都豊島区)が3薬局を譲受

【2022.08.01配信】トラストファーマシー(東京都豊島区)は8月1日、3店舗の薬局事業を譲受したと公表した。


最新の投稿


【ウエルシアHD】市から受託した特定保健指導を店舗で実施/愛知県蒲郡市など

【ウエルシアHD】市から受託した特定保健指導を店舗で実施/愛知県蒲郡市など

【2024.03.18配信】ウエルシア薬局は3月18日、2024年時点で山形県上山市、埼玉県坂戸市、鶴ヶ島市、静岡県伊豆の国市、愛知県蒲郡市、滋賀県近江八幡市から受託している特定保健指導をドラッグストア店舗において行っているとリリースした。


【厚労省】変更調剤で事務連絡/後発→先発の変更調剤も可能に/供給不安で

【厚労省】変更調剤で事務連絡/後発→先発の変更調剤も可能に/供給不安で

【2024.03.16配信】厚生労働省は3月15日、事務連絡「現下の医療用医薬品の供給状況における変更調剤の取扱いについて」を発出した。医薬品の入手が限定されること等により薬局で必要量が用意できないようなやむを得ない状況においては、後発品から先発品への変更調剤を認めることとした。後発医薬品の銘柄処方において「変更可」の処方箋については、患者から同意を得ることで、先発医薬品を調剤することができるとした。


【厚労省】マイナ保険証・電子処方箋でセミナー/高利用率&支援金ゲットのメソッドをテーマに

【厚労省】マイナ保険証・電子処方箋でセミナー/高利用率&支援金ゲットのメソッドをテーマに

【2024.03.15配信】厚生労働省は令和6年3月22日(金)18:00~19:00、マイナ保険証移行・電子処方箋導入への医療機関・薬局向けセミナーを開催する。サブタイトルは「高利用率&支援金ゲットのメソッドをお伝えします」。開催方法はYouTubeライブ配信。


【インタビュー】“薬剤師”職能からみた24年度調剤報酬改定

【インタビュー】“薬剤師”職能からみた24年度調剤報酬改定

【2024.03.12配信】2024年度調剤報酬改定に関して、“薬局経営”からの意見が報道でも多くなっている。では、“薬剤師職能”からみた改定への意見はどうなのか。改定と薬剤師の職能の関連に注視してきた薬局薬剤師に、匿名でインタビューを受けていただいた。ちなみに“次世代”層といってよい薬剤師の方だ。以下、談話形式。


【薬学生向けイベント】薬学生運営団体と業界紙のコラボ企画開催!「薬剤師のこれからを考える」

【薬学生向けイベント】薬学生運営団体と業界紙のコラボ企画開催!「薬剤師のこれからを考える」

【2024.03.11配信】薬学生が運営する「スクールファルマ」と薬剤師向けの業界紙ドラビズon-lineは2024年4月20日(土)14:00〜15:30、薬学生向けのオンラインイベント「薬剤師のこれからを考える〜飽和時代で求められる薬剤師になるには〜」を開催する。進行は薬学生が行い、フランクに“薬学生が知りたい情報”に寄り添った運営が特長だ。


ランキング


>>総合人気ランキング