『Anamneオンライン診療プラットフォーム』は、自宅・職場・ホテル等にてオンライン診
療を受けることで、診療の前後の移動時間・待機時間を不要にし、ツルハの連携ネットワーク薬局で
処方薬を受取ることができるようにした「ハイブリッド型のオンライン診療サービス」となっている。
そのため、自身および家族の生活に負荷をかけることなく、自分のライフスタイルに合わせて、病院・クリニックを受診することが可能となる。
同サービスの利用者(患者)は、必要事項とクリニック、受取り薬局を選択の後、自身が空いているスケジュールを選択・予約し、ビデオ通話にて受診することができる。オンラインでの診療・決済の後、処方せんが登録した薬局に自動的に送信されるため、利用者は処方薬が用意できたタイミングで薬局に受取りに行けばよく、最短で診療開始から1時間で薬を受取ることが可能。
ツルハグループでは、「このような取り組みを通じ、お客様の利便性の向上に努めてまいります」としている。
アナムネは2014年9月設立のベンチャー企業。「Life Medical Partner -ITの力で医療をもっと身近に-」のビジョンを掲げ、日本の医療費問題の解決をめざしている。病気や医療、健康に関して、実際の医師にスマホやPCからチャット形式で直接相談ができるオンライン医療相談サービス「Anamne(アナムネ)」を開発・運営。病院が開いていない時間帯や土日であっても、経験豊かな女性医師が対応できるのが特徴。 現在は、オンライン医療相談サービスに加え、オンライン診療プラットフォーム「Anamne オンラインクリニックプラットフォーム」、医療情報特化型検索サービス「clila(クリラ)」、オンラインサプリメント外来、オンライン漢方相談、在宅健康診断サービス「おウチで健康チェック」など複数のヘルスケアサービスを展開している。

【オンライン診療システム】ツルハがアナムネ社と連携/薬は店舗で受け取りのハイブリット型
【2021.06.15配信】ツルハホールディングス子会社のツルハは、アナムネ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:菅原 康之氏)と協業し、2021年6月10日より 『Anamneオンライン診療プラットフォーム』の連携薬局として参画した。
関連する投稿
【ツルハHD】中間決算発表を延期/会計監査人から「誤謬」指摘で
【2024.12.19配信】ツルハホールディングスは12月19日、2025 年2月期第2四半期決算発表の延期を公表した。過年度の連結財務諸表に関する誤謬が存在する可能性が判明したとしている。
【2024.11.14配信】ツルハホールディングスは11月14日開催の同社取締役会及び同社連結子会社である株式会社レデイ薬局(本社:愛媛県松山市)の臨時株主総会において、同社執行役員でレデイ薬局代表取締役社長である白石明生氏の取締役解任に関する決議を行った。、同日付で両社の役員を解任した。
【ウエルシアHD池野会長】ツルハHDとの統合「早く進めるのがよい」
【2024.05.10配信】ウエルシアホールディングスの代表取締役会長兼社長を務める池野隆光氏は5月10日、都内の会合で、ツルハホールディグスとの統合について触れ、「早く進めるのがよいと思っている」と述べた。同社の取引先を交えた会合「ウエルシアホールディングス共栄会」の総会で挨拶したもの。
【2023.02.26配信】ツルハホールディングスは2月26日、ウエルシアホールディングスとの経営統合に関する報道があったことを受け、コメントを公表した。
【ツルハHD2023年5月期 第3Q決算】鶴羽社長、調剤事業は「額をとりにいく戦略」
【2023.03.23配信】ツルハホールディングスは3月23日、2023年5月期第3四半期(2022年5月16日~2023年2月15日)の決算説明会を実施した。
最新の投稿
【奈良県議会】薬価制度の抜本的改正を求める意見書を採決/奈良県薬が働きかけ
【2025.07.02配信】奈良県議会は7月2日、奈良県議会本会議において「薬価制度の抜本的改正を求める意見書」を会派全会一致で採決した。
【2025.07.01配信】厚生労働省は7月1日、第7回「医療DX令和ビジョン2030」を開催し、電子処方箋普及の新目標を公表した。
【2025.06.29配信】日本薬剤師会は6月28・29日に第106回定時総会を開き、その中で岩月進氏が会長演述を行った。
【2025.06.26配信】株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋氏)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、OTC医薬品の遠隔販売に特化した新たなシナリオを構築したと公表した。
【薬学生】薬局就職者、奨学金利用率は平均上回る39.7%/日病薬
【2025.06.25配信】日本病院薬剤師会は6月25日に定例会見を開き、薬学生の4・5・6年生を対象した調査を行った。その結果、奨学金を利用している学生は33.8%。就職活動終了者921人のうち奨学金の活用者は320人(34.7%)だった。うち、保険薬局への就職者では奨学金の利用率は39.7%で平均を上回っていた。