ツルハ、WeChatPay活用した越境ECを開始

ツルハ、WeChatPay活用した越境ECを開始

【2020.10.16配信】ツルハホールディングス子会社のツルハは、WeChatPay活用した越境ECを開始する。減少したインバウンド売上をカバーする一つのソリューションとして、海外向けインターネット通信販売(越境EC)を取り入れていく。


 ツルハホールディングス子会社のツルハは、ビリングシステムと、その業務提携先である行雲商事と提携し、越境ECサービスを開始する。
 越境ECの実施にあたっては、財付通支付科技有限公司(Tenpay Payment Technology CO.,Ltd.)がプラットフォームとして提供する「WeChatPayミニプログラムサービス」を活用する。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大等を背景に、訪日旅行者が大幅に減少し、今後の旅行
者受入再開時期も不明瞭な状況が続く等、多くの関連する企業がインバウンド売上に多大な影響
を受けている。

 このような環境の中、減少したインバウンド売上をカバーする一つのソリューションとして、
海外向けインターネット通信販売(越境EC)が注目されており、同社はWeChatミニプログラムを活
用した越境ECサービスを導入することで、同社の公式アカウントフォロワーに対するマーケティ
ングや新たなファンの獲得等、新たな売上チャネルの拡大を図っていく。

 「WeChatミニプログラム」とは、中国で月間アクティブユーザー数12億以上を誇るSNSのWeChat内で、利用できるスーパーアプリ。月間アクティブユーザー数は4億。
 ユーザーは、アプリストアから新たにアプリをダウンロードする必要がなく、画面タップやQR
コードをスキャンするだけで、アプリの利用を開始することができる。
 ユーザーは、WeChatミニプログラムから、飲食や買い物、旅行などの様々なサービスを利用する
ことができ、その利便性から急速に普及拡大している。

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