キリン堂HD、業績予想を上方修正。修正幅は営業利益+17%(通期)

キリン堂HD、業績予想を上方修正。修正幅は営業利益+17%(通期)

【2020.09.09配信】キリン堂ホールディングスは、最近の業績動向を踏まえ2020 年7月 10 日に公表した2021 年2月期第2四半期(累計)連結業績予想及び 2021 年2月期通期連結業績予想を上方修正した。2021 年2月期通期連結業績予想値の修正(2020 年3月1日~2021 年2月 28 日)は、売上高は前回公表の1352億円から1361億円へ、修正幅は+0.7%。営業利益は同34億1000万円から39億9000万円へ、+17.0%。経常利益は同41億5000万円から47億4000万円へ、+14.2%。純利益は同21億7000万円から24億2000万円へ、+11.5%。


 キリン堂ホールディングスは、最近の業績動向を踏まえ2020 年7月 10 日に公表した2021 年2月期第2四半期(累計)連結業績予想及び 2021 年2月期通期連結業績予想を上方修正した。

 2021 年2月期第2四半期(累計)連結業績予想値の修正(2020 年3月1日~2020 年8月 31 日)については、前回公表の695億円から704億円へ、修正幅は+1.3%。営業利益は同23億円から28億8000万円へ、+25.2%。経常利益は同26億9000万円から32億8000万円へ、+21.9%、純利益は同15億7000万円から18億2000万円へ、+15.9%。
 
 2021 年2月期通期連結業績予想値の修正(2020 年3月1日~2021 年2月 28 日)は、売上高は前回公表の1352億円から1361億円へ、修正幅は+0.7%。営業利益は同34億1000万円から39億9000万円へ、+17.0%。経常利益は同41億5000万円から47億4000万円へ、+14.2%。純利益は同21億7000万円から24億2000万円へ、+11.5%。

 同社は修正の理由として、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、マスクや消毒用アルコールなどの需要が継続しており、また、猛暑による飲料、及び、殺虫関連商品などのシーズン商品の販売が好調に推移したためとしている。
 下期予想については、マスクや消毒用アルコールなどの需要については、継続すると見込むものの、その程度は変動すると予測。一方で、化粧品の需要低下は続いており、また、調剤においては、長期処方による処方箋単価は上昇しているものの、医療機関への受診者減少により、処方箋枚数の減少は続く見込み。
 以上により、下期の新型コロナウイルスの影響について合理的な予測が困難なため、下期予想は、2020年7月 10 日付で公表した業績予想を据え置いている。
 同社は今回の業績予想は、本資料の公表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があるとしている。

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