【メディパルHD】渡辺秀一社長、リンパ腫診断を公表/長福副社長に代表権で代表取締役2名体制に

【メディパルHD】渡辺秀一社長、リンパ腫診断を公表/長福副社長に代表権で代表取締役2名体制に

【2025.05.23配信】メディパルホールディングスは5月23日、渡辺秀一社長がリンパ腫と診断されたことを公表。同日開催の取締役会において、長福恭弘副社長が代表権を持ち、代表取締役2名体制とするとともに、当面の間、長福恭弘氏が社長業務を代行するとした。


 メディパルホールディングス社長の渡辺秀一氏はコメントを発表。
 「今年に入り、体調が思わしくない日が続いておりました関係で、病院でさまざまな検査を受けていましたところ、リンパ腫であることが判明いたしました」とし、「入院して薬物治療に専念いたしますが、通常業務に復帰するまでには約半年ほどの時間を要する見込み」と説明。
 「不在の間は、本日付で代表権を付与された代表取締役副社長の長福恭弘が社長の任務を代行いたします。弊社グループの事業を止めることなく円滑に進めてまいりますので、ご安心ください」とメッセージを送っている。

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