公表した「考え方」は以下の通り。
■基本方針
・薬局間連携による地域医薬品提供体制の確立と「医薬分業制度」の実現
・激変する社会への対応 (少子高齢化、人口減少による過疎化、給付と負担の見直し、デジタル化、インフレ、など)
・各種計画や施策との整合性、提言の実現、規制改革への対応など
・地域で支える「地域完結型医療・介護」の実現(地域医療を支えている薬局を評価)
・薬局の機能、薬剤師サービスの見える化
■具体的事項
①医薬品供給拠点としての薬局機能の強化
②安全・安心で質の高い薬剤師サービスの提供
③医療DXを活用した薬剤師サービスの提供
④多施設、多職種連携の推進
⑤ 質の高い在宅医療の受入体制備
⑥社会保障制度の安定性・持続性の確保
⑦物価高騰・賃金上昇への対応
⑧その他
【令和8年度調剤報酬改定へ】「考え方」公表/日本薬剤師会
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