大会長を務める荻野構一氏(新潟県薬剤師会会長)は、医薬分業からおよそ50年が経ち、薬剤師の在り方を「一度振り返ることも必要」とし、今回の大会を「2040年を目指す薬剤師の起爆剤」に位置付けられたらとの抱負を語った。
新潟を会場に日薬の学術大会が開かれたのは50年以上前のことという。当時は医薬分業元年と言われた時期であり、“熱気を帯びて全国から薬剤師の皆さんがお集まりになった開催だった」と振り返った。
「今回はちょうど半世紀が経った」とし、「当時の薬剤師の先生方が医薬分業という旗印を掲げて、その将来を本当に薬剤師の時代にしたいというような熱い思いを持って開催をし、そこから50年経過して、現在はどうなのかと、その当時の薬剤師の先生方に“よくやってきたな”と言われるのか、“何やってんだ”と言われるのか、一度立ち止まって振り返ってみる機会も必要だなと思っている」と話した。
一方、2040年を見据え、「日本が経験したことのない時代に突入する中の医療をどうするのか、あるいは薬局をどうするのか。そういった時代に突入をしていく中で、真剣にこの先の薬剤師に未来へ希望を我々は繋げる責任がある」とし、学術大会で2040年を意識した薬剤師の在り方を考える契機にしたいとも話した。そういった趣旨を踏まえ、「ときめき 薬剤師の未来へ 希望をつなげよう」とテーマを据えたことも紹介した。
「地域医薬品提供体制の構築強化にも繋がることだと思っている。2040年を目指す我々薬剤師の起爆剤としての第 59回の日本薬剤師会が学術大会になればいいなと思っている」(荻野氏)とした。
「あまりない色遣いをあえて選んだ」という大会ポスター。新潟のトキと日本海を配置した