アンケートは、「クレーム対応費用補償保険(仮称)に係るアンケート調査」。
昨今、いわゆる「カスタマーハラスメント」に対する不安の声が上がっているとして、消費者意識の変化等による執拗なクレーム、インターネット・SNS の普及等を背景とする一方的な情報発信、女性進出に伴うセクシャルハラスメントの増加等、薬局業務の妨げとなる事象が発生していることを踏まえ、日薬としては当該事象が発生した際の初期相談窓口となりうる外部専門家や、当事者間でのトラブル解決が困難な場合における弁護士の紹介、並びに弁護士対応費用等の補償を目途とした、「クレーム対応費用補償保険(仮称)」の創設を検討していると説明。
そこで、アンケートを実施する。アンケートの項目には発生件数についての事項もあり、創設された場合の保険料を算出の参考データにも活用される見込み。
日薬としては、少なくとも各都道府県薬剤師会ごとに約 20 件の回答を求めている。
【詳報】日薬が「カスハラ保険」のニーズ調査
【2024.08.22配信】日本薬剤師会は8月22日、都道府県薬剤師会担当役員へ向けて、「クレーム対応費用補償保険(仮称)に係るアンケート調査」の依頼を発出した。
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