都薬髙橋会長は、6月からスタートした診療報酬改定のなかで注視されていた「夜間・休日の医薬品提供体制リスト化」に関しては、厚生労働省が「五月雨式に発出」した「難解な要件の提示」に対して「期日に間に合うよう」対応をとった日本薬剤師会に感謝した。
さらに「薬剤師会の存在価値まで問われ『東京で出来るとは考えにくい』とまで言われた」なかでのリスト化完成に「意義深い」と続け、達成感を示した。
日薬新執行部にも言及
また、日本薬剤師会の新執行部については「残念ながら、次期の理事候補者のなかに東京都薬剤師会の理事者は一人のみ」と肩を落とした。その一方、東京都は「地方と大都市での環境・体制はまったく異なる」なかで「いろいろな面で全国一律の考え方で発出される国からの通達や通知」に疑問符。こうした点に「ぶれることなく」意見していくとし、今後も「是々非々」で臨む方針を強調した。