【2020.06.04配信】
株式会社クスリのアオキホールディングス(青木 宏憲社長)は株式会社ナルックスの株式の取得(子会社化)を公表した。
同社は、2020 年6月4日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社ナルックスの株式を取得し、子会社化することについて決議した。
同社は利便性と専門性の強化をコンセプトとし、食品の販売も強化をしており、大型店においては生鮮三品も取り扱いもしている。
一方、株式会社ナルックスは、石川県金沢市に食品スーパーを5店舗展開し、新鮮でおいしい食品にこだわり、創業以来地域に暮らす方々に支持されている。中でもとれたての近海魚の刺身を中心とした品揃えが魅力。
この度、株式会社ナルックスを同社グループに迎えることにより、食品スーパーの持つ新鮮な食材の
品揃えとドラッグストアの持つヘルス&ビューティーや日用品の品揃えを組み合わせることで、顧客にとってより一層愛顧してもらえる店作りができると判断し、子会社化することとした。
今後ナルックスの店舗はお互いの強みを生かした、さらに買い物のしやすい店舗への改装を計画している。また、福井県のクスリのアオキ大型店において、ナルックスに鮮魚テナントとして入ってもらうことも予定している。
今回の子会社化により、同社グループの北陸地区におけるドミナントを強化することで、今後、当社
グループの一層の企業価値向上に努めていく。
異動する子会社(株式会社ナルックス)の概要(2020 年 2 月末現在)は以下の通り。
(1) 商号 株式会社ナルックス
(2) 事業内容 食品スーパーマーケット
(3) 設立年月日 1964 年(昭和 39 年)7月 24 日
(4) 本店所在地 石川県金沢市鳴和1-1-10
(5) 代表者の氏名 代表取締役会長 中西茂宏
(6) 資本金 50 百万円
(7) 決算期 5月末日
(8) 直近の売上高 4,877 百万円(2019 年5月期)
(9) 店舗数 5店舗
(10) 大株主及び持ち株比率 中西茂宏(48.02%)、中西茂和(18.95%)、従業員持株会(10.16%) 他
(11) 同社との関係 資本関係、人的関係、取引関係について該当事項はない。
取得株式及び所有割合は以下の通り。
(1) 異動前の所有株式数 - 株(所有割合: - %)
(2) 取得株式数 89,840 株
(3) 異動後の所有株式数 89,840 株(所有割合:89.84%)
※取得価格については、契約により非開示としているが、第三者による株式価値の算定結果を勘案して決定している。
日程は以下の通り。
取締役会決議日は2020 年6月4日
株式譲渡契約締結は2020 年6月4日
株式取得日は2020 年6月 30 日 (予定)
今後の同社連結業績に与える影響については現在精査中であるが、軽微であると判断している。

クスリのアオキHD、食品スーパー5店舗を子会社化。鮮魚テナントで連携も計画
【2020.06.04配信】 株式会社クスリのアオキホールディングス(青木 宏憲社長)は、石川県金沢市に食品スーパーを5店舗展開する株式会社ナルックスの株式の取得(子会社化)を公表した。
関連する投稿
【スーパーのオーケーが薬局事業開始】「オーケー薬局を始めます」
【2021.06.22配信】首都圏を中心に食品スーパーなどを展開するオーケー(売上高5000億円)は、22日までに2021年3月期の業績を公表。今後の経営課題も示した。その中で、「オーケー薬局を始めます」と記述し、処方箋調剤の取り扱いによって利便性を拡充していく方針を明らかにした。
【クスリのアオキHD】茨城県の食品スーパー事業を承継/食品強化による事業拡大
【2021.04.08配信】クスリのアオキホールディングスは茨城県のスーパーマルモの食品スーパー事業をグループ内に承継する。会社分割により、同社子会社のナルックスに統合する。
【合併】クスリのアオキHD、石川県の食品スーパー「サン・フラワー・マリヤマ」を吸収合併
【2021.02.04配信】クスリのアオキホールディングスは、2021 年 2 月 4 日開催の取締役会において、子会社であるクスリのアオキが有限会社サン・フラワー・マリヤマを 2021 年 5 月 21 日付で吸収合併することを決議した。
【2020.10.08配信】クスリのアオキホールディングスは、京都府で食品スーパーを8店舗展開するフクヤの株式を取得し、子会社化すると発表した。食品スーパーの持つ新鮮な食材の品揃えを取り込むと同時に、京都北部地区におけるドミナント強化にもつなげたい考え。
ウエルシアHD、愛媛の調剤薬局ネオファルマーを買収、店舗数計13店舗
【2020.05.18配信】 ウエルシアホールディングスは、株式会社ネオファルマーと株式会社サミットの株式取得し、子会社化すると発表した。ネオファルマーは愛知県に調剤薬局を10店舗(年商12億円)、サミット(年商7億円)は調剤薬局を3店舗運営している。
最新の投稿
【規制改革WG】事前処方・調剤の質疑への回答公表/在宅医療における円滑な薬物治療の提供で
【2025.05.01配信】規制改革推進会議「健康・医療・介護ワーキング・グループ(第5回)」が5月1日、開催された。その中で令和7年3月14日に開催された「第2回健康・医療・介護 WG」に関する委員・専門委員からの追加質疑・意見に対する厚生労働省の回答を公表した。
【東京都薬務課】健康食品試買調査結果、79%が違反/効能効果の標榜に販売店のチラシなども注意
【2025.04.30配信】東京都薬務課は4月30日に定例会見を開き、都が毎年行っている健康食品試買調査の結果を説明した。124製品中、98製品、79%に不適正な表示、広告が発見されたという。医薬品的な効能効果の標榜を禁止している薬機法違反も多いが、景品表示法、食品表示法、特定商取引法などの違反も見られる、都では複数の法律で規制されている健康食品を取り扱う事業者に向けて講習会を開いており、講習会参加なども生かして法令遵守に取り組んでほしいとしている。
【厚労省_疑義解釈(その24)】DX加算のマイナ保険証利用率について
【2025.04.28配信】厚生労働省は4月25日、診療報酬改定についての「疑義解釈(その24)」を発出した。「医療DX推進体制整備加算」の施設基準の1つであるマイナ保険証利用率について回答。4月については在宅患者を分母から引いて構わないとしている。現在は通常の外来患者がマイナ保険証を利用した場合のみが反映されているため。5月以降については、居宅同意取得型のオンライン資格確認によるマイナ保険証利用件数が社会保険診療報酬支払基金から通 知するマイナ保険証利用率集計に含まれる予定。
【日本薬剤師会】電子お薬手帳ビューワー、他職種への周知を依頼
【2025.04.26配信】日本薬剤師会は電子おくすり手帳簡易ビューワーアプリ「e薬 SCAN」について、他職種への周知依頼を都道府県薬剤師会宛てに発出した。
【財政審】 後発薬調剤体制加算等、政策目標の達成状況を踏まえ「必要に応じ報酬体系の再編を」
【2025.04.23配信】財務省は4月23日に財政制度等審議会「財政制度分科会」を開催した。