【新生堂薬局】『プレミアムマスク匠』 発売/純日本製/顧客の声を反映して開発

【新生堂薬局】『プレミアムマスク匠』 発売/純日本製/顧客の声を反映して開発

【2022.03.03配信】新生堂薬局は3月1日、同社プライベートブランド商品(PB)「匠 FUKUOKA」シリーズより「プレミアムマスク匠」を発売した。純日本製の4層設計となっており、同社では「患者様・お客様の声を身近で聞くことができるからこそ実現した」と開発背景を語っている。同社のドラッグストア・調剤薬局・新生堂オンラインショップで販売する。


 同社は今回、マスクのPBを開発するに至った背景として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック宣言下の状況を挙げる。2020年3 月以降、マスク不足により国内では大変な混乱が起き、ドラッグストアでも連日、マスクを求めて長蛇の列ができたと振り返る。「入荷してもあっという間に品切れとなり大変な状況を経験した」(同社)。加えて、長引くマスク生活で顧客からマスクの悩みを聞くことも増えているという。

 こうしたことから、同社では今後、マスク不足で困ることがないように、また顧客の悩みを解決できる商品提供を目指したとする。
 
 主な特徴は、顧客から多く寄せられるマスクの悩み①耳が痛くなる ②息苦しいーーを改善したこと。
 ①の「耳が痛くなる」に対しては、柔らかい幅広ゴムで耳が痛くなりにくい仕様とした。
 ②の「息苦しい」に対しては、中間ワイヤーを使用し息がしやすく話しやすい工夫をしている。

 そのほか、安定供給の維持と、安心・安全な商品提供のために「純日本製」にこだわったという。
 原材料はすべて日本国産、製造も日本国内となっている。
 同社によると、法律上は最終工程さえ国内で行えば「日本製」と表記できるが、「純日本製」は設計から材料成形、カット、生産、検品、梱包、発送までの全ての工程を国内で行うことを指すという。

 商品パッケージは“新生堂カラー”のオレンジを採用。

 なお、新生堂薬局オリジナル商品 “匠 FUKUOKA”シリーズは、厳選した素材を採用し、「多くの方に寄り添える商品をご提案したい」という想いから商品開発をしているとしている。

この記事のライター

関連するキーワード


新生堂薬局

関連する投稿


【新生堂薬局】店頭メディア導入/顧客に合わせたクーポン配信

【新生堂薬局】店頭メディア導入/顧客に合わせたクーポン配信

【2024.01.16配信】新生堂薬局(本社:福岡市南区、代表取締役社長:水田怜氏)は2024年2月1日、店頭ストアメディアサービスを51店舗に導入する。店頭ストアメディア機を通じて1to1のパーソナルプロモーションを実現するもの。


【受診勧奨】システムで特許取得/MMI社と新生堂薬局

【受診勧奨】システムで特許取得/MMI社と新生堂薬局

【2023.07.20配信】株式会社 Marketing Methodology & Innovation(東京都江東区、代表取締役小杉穂高氏、以下MMI)と株式会社新生堂薬局(福岡市、代表取締役水田怜氏)などは7月19日、「受診勧奨のメソッドとシステム」、及びその基盤となる『健康台帳』の機能について、新たな特許を取得したと発表した。


【新生堂薬局】HIROTSUバイオサイエンスと協業/線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を販売

【新生堂薬局】HIROTSUバイオサイエンスと協業/線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を販売

【2022.10.18配信】株式会社HIROTSUバイオサイエンス(代表者:広津崇亮氏)は、株式会社新生堂薬局(代表者:水田怜氏)と代理店契約を締結し、線虫がん検査「N-NOSE®(エヌノーズ)」の販売を開始した。


【新生堂薬局】「汚物処理キット」を全店配備/冬季に流行するノロウイルスなどの対応拡充

【新生堂薬局】「汚物処理キット」を全店配備/冬季に流行するノロウイルスなどの対応拡充

【2022.02.01配信】新生堂薬局は1月27日、新生堂薬局グループの調剤薬局・ドラッグストア全店に「汚物処理キット」を配備したと告知した。冬にはノロウイルス等が流行し患者が増える。店舗において感染リスクの疑いのある嘔吐物、排泄物などの処理の必要が生じた際、誤った対応で感染を広げないよう、汚物処理キットとマニュアルを配備したもの。


【新生堂薬局】医療用抗原検査キットの販売を開始/価格は1980円(税込)

【新生堂薬局】医療用抗原検査キットの販売を開始/価格は1980円(税込)

【2021.10.11配信】新生堂薬局は新型コロナウイルス医療用抗原検査キット(体外診断用医薬品)の販売を開始した。価格は1980円(税込)としている。


最新の投稿


【奈良県議会】薬価制度の抜本的改正を求める意見書を採決/奈良県薬が働きかけ

【奈良県議会】薬価制度の抜本的改正を求める意見書を採決/奈良県薬が働きかけ

【2025.07.02配信】奈良県議会は7月2日、奈良県議会本会議において「薬価制度の抜本的改正を求める意見書」を会派全会一致で採決した。


【厚労省】電子処方箋の新目標を公表

【厚労省】電子処方箋の新目標を公表

【2025.07.01配信】厚生労働省は7月1日、第7回「医療DX令和ビジョン2030」を開催し、電子処方箋普及の新目標を公表した。


【日本薬剤師会】定時総会会長演述/岩月進会長

【日本薬剤師会】定時総会会長演述/岩月進会長

【2025.06.29配信】日本薬剤師会は6月28・29日に第106回定時総会を開き、その中で岩月進氏が会長演述を行った。


【OTC医薬品の遠隔販売】支援システム構築へ/MG-DX社

【OTC医薬品の遠隔販売】支援システム構築へ/MG-DX社

【2025.06.26配信】株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋氏)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、OTC医薬品の遠隔販売に特化した新たなシナリオを構築したと公表した。


【薬学生】薬局就職者、奨学金利用率は平均上回る39.7%/日病薬

【薬学生】薬局就職者、奨学金利用率は平均上回る39.7%/日病薬

【2025.06.25配信】日本病院薬剤師会は6月25日に定例会見を開き、薬学生の4・5・6年生を対象した調査を行った。その結果、奨学金を利用している学生は33.8%。就職活動終了者921人のうち奨学金の活用者は320人(34.7%)だった。うち、保険薬局への就職者では奨学金の利用率は39.7%で平均を上回っていた。