I&H株式会社(本社所在地:兵庫県芦屋市大桝町、代表取締役社長:岩崎裕昭氏)と株式会社リコー(本社所在地:東京都大田区中馬込、代表取締役 社長執行役員:山下良則氏)は共同で、「お薬の受取り方の多様な選択肢を実現」するための取り組みの一つとして、24時間店舗にて医薬品を受取り可能な実証実験中のプロトタイプ機「はんにゃん受取BOX」の体験イベントを開催する。
12月16日から18日からの3日間、「子安薬局六本木店」にて実施する。
裸眼ではんにゃんの3D映像を楽しむことができる装置「WARPE」の体験
はんにゃんは、I&H株式会社のマスコットキャラクター。
このイベント期間、はんにゃんが誰もがいつでも安心できる明るい未来を創っていくシンボルとして、「WARPE(ワープイー)」を通じて登場する。
「WARPE」は、リコーの新規事業創出プログラム「TRIBUS(トライバス)」から生み出された立体投影装置。装置の下から独自開発の特殊な回転スクリーンに光を投射し、当たった光の残像で立体化させた映像を表示するというもの。 専用のヘッドセットがなくても全方向から3D映像を見ることを実現するプロトタイプ機となっている。
投影用の3Dコンテンツ制作は、株式会社ニシカワ(本社所在地:東京都東大和市、代表取締役社長:西川誠一氏)のデジタルコンテンツ部門「ネクスメディア」が実施した。
薬局の営業時間外でも24時間、薬を受け取ることができる装置の体験
I&H株式会社では、患者にとって医薬品の受取り方の選択の自由を実現すべく、さまざまな取り組みを行っている。FAXやアプリでの調剤待ち時間の短縮、宅配、ドライブスルー、ロッカーでの受取りなどだ。
同社では、「変化し続ける生活様式や多様なライフスタイルにおいても、患者さまが安心して薬物治療・服薬指導を受けられる環境を整備することを目指し、お薬受け渡し装置を自社開発した」としている。
受渡装置は、直感的なタッチパネル操作やQRコードをかざすだけで受け取りが可能となっており、年代を問わず簡単に操作が可能。また、将来構想として、議論されている緊急避妊薬のような医薬品が薬局で販売出来るようになった場合、受取BOXにて24時間販売対応が可能となる。カメラ等のリモート設備もあるため、その場で薬剤師とリモートで服薬指導管理ができるような設計となっている。
「はんにゃん受取BOX」を活用した実証実験をグループの子安薬局六本木店にて開始している。本実証実験では、24時間非接触の処方薬の受け渡しや、待ち時間の短縮に関する検証を行うことで、感染症の拡大防止や、患者さまの利便性・安全安心なお薬提供のための体制構築を目指していく方針。
イベント概要は以下の通り。
・日時:
12月16日(木)17:00―19:00
12月17日(金)17:00―19:00
12月18日(土)17:00―19:00
・場所:子安薬局 六本木店
・住所:東京都港区六本木7丁目14−7
・URL:https://www.koyasu.co.jp/shop_japanese/roppongi/
・入場料:無料
・イベント内容:
裸眼ではんにゃんの3D映像を楽しむことができる装置 「WARPE」の体験
お薬の24時間受け取りの体験
景品の入った箱を「はんにゃん受取BOX」を利用して、簡単な操作で受け取れる
■関連情報
「WARPE」について
・立体映像装置WARPEブランドサイト https://warpe.ricoh/
・技術情報 https://jp.ricoh.com/release/2021/0308_2
「TRIBUS」Webサイト https://accelerator.ricoh/