コスモス薬品の2022年5月期第1四半期の連結業績(2021年6月1日~2021年8月31日)を公表した。
それによると売上高は1894億900万円(前年同四半期は1891億6100万円)、営業利益は85億5600万円(前年同四半期は106億5500万円)、経常利益は93億1百00万円(前年同四半期は112億2000万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62億4300万円(前年同四半期は74億9000万円)だった。
当第1四半期連結累計期間から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、当該基準等適用前の実績値に対する増減率は記載していない。
当第1四半期連結累計期間(2021年6月1日~2021年8月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い各地で緊急事態宣言が再度発出されるなどの影響で、先行きが見通せない厳しい状況が続いた。
このような状況下、同社グループはローコストオペレーションの更なる推進によって価格競争力を向上、消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」となれるよう注力した。
出店戦略については、自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、次々と新規出店を行いました。同時に、新商勢圏への店舗網拡大を図った。これにより、関東地区に4店舗、中部地区に1店舗、関西地区に2店舗、九州地区に6店舗、合計13店舗を新たに開設した。また、「前線による大雨(2021年8月11日~8月19日)」で被災した1店舗を閉鎖した。その結果、当第1四半期連結累計期間末の店舗数は1142店舗となった。
商品別の売り上げ状況では、前年同期比で医薬品の構成比が2ポイント上昇、食品が2ポイント減少した。
地域別店舗数では、九州の前期末比5店舗増に次いで、関東の同4店舗が目を引く。