医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長高柳昌幸氏)は7月20日、タレントの松岡修造氏が同社を訪問するムービー『松岡修造の富士薬品探訪』をYouTubeに公開した。
スポーツキャスターや解説者をはじめ多方面で活躍する松岡氏は、2011年から富士薬品のイメージキャラクターとしてテレビCMに出演している。
今回の動画では、2020年4月に新設したばかりの富士薬品の東京本部オフィスを松岡氏が訪れ、社員たちと触れ合いながら、富士薬品がどんな会社なのかを探っていく。配置薬だけではない複合型医薬品企業として複数の顔を持つ富士薬品のオフィスの雰囲気や社風を感じ取れる動画になっている。
富士薬品は1930年に「置き薬」(配置薬販売)事業からスタートし、現在は埼玉県さいたま市を拠点に、新薬の研究開発から一般用医薬品や健康食品の開発・製造、全国に広がる配置薬販売ネットワークと、「セイムス」をはじめとする全国1360店舗のドラッグストア・調剤薬局による販売まで、製販一体型で事業を展開する複合型医薬品企業。新薬の開発においては2剤の高尿酸血症治療薬を創出しているほか、FDA(アメリカ食品医薬品局)認証を取得した工場を運営し、製剤開発の受託にも取り組んでいる。
同社は創業から90周年を迎えた昨年2020年4月、事業拡大を推し進めるため東京都千代田区の神田に東京本部を開設。2021年4月には、人生100年時代を生きるすべての「ひと」の元気な生活を支える企業でありたいという想いを込めて、グループの新スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」を策定した。同社は「新スローガンのもと、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります」としている。
■『松岡修造の富士薬品探訪』動画URL: https://youtu.be/Pq3PF19k8KM
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