症状別に適切なOTC医薬品を提示するLINEプログラム試作
福岡大学薬学部では、2023年度から学生が将来のキャリアに必要な意欲、態度、能力を育成することを目的とした課題解決型プログラム「ふくやくプロジェクト」を実施している。
その取り組みの一環として、5月24日(日)に開催された健康イベント「HakataCCo(特別協賛:株式会社大賀薬局)」に、ふくやくプロジェクトの学生が出展した。同イベントは「マタニティー&ファミリーフェスタ」として行われ、小さな子どもを持つ家族を中心に8000人以上が参した。
会場では、薬に関する身近な課題に着目した企画を展開。一つは、市販薬の選び方に迷うという声に応える取り組み。症状別に適切なOTC医薬品を提示するLINEプログラムを試作し、来場者に体験してもらった。体験を通じて、実用性や操作性について意見を集め、実用性の検証につなげた。
もう一つは、お薬手帳の活用をテーマにした企画。子どもたちにはお薬手帳のカバーをシールでデコレーションしてもらい、保護者に対しては、お薬手帳を持参するメリットを説明。持参率向上を目指した啓発活動を実施した。
イベントに参加した下川愛結さん(薬学部2年次生)は、「計画的に準備を進めて当日を迎えましたが、質問に十分に答えられない場面もあり、知識不足を痛感しました。また、お子さんと保護者それぞれに合わせたコミュニケーションの取り方を切り替える難しさも感じました。今後は、お薬手帳の意義について継続して学ぶとともに、お薬手帳のメリットを広く伝えていきたいと思います」と話している。