【令和5年度薬局数】令和5年度末で前年比0.7%増の6万2828施設/厚労省

【令和5年度薬局数】令和5年度末で前年比0.7%増の6万2828施設/厚労省

【2024.10.29配信】厚労省は10月29日、令和5年度末の薬局数を前年比0.7%増の6万2828施設だと発表した。「令和5年度衛生行政報告例」の結果をとりまとめたもの。各都道府県、指定都市及び中核市からの報告をもとに集計した。


前年比2.0 %減少した香川県など、15都道府県が前年減

 令和5年度末現在の薬局数は 62,828 施設で、前年度に比べ 453 施設(0.7%)増加している(表5)。

 都道府県別にみると、前年比2.0 %減少した香川県など、前年から薬局数が減少した都道府県は15都道府県あった。
 

人口10万人当たり薬局数は最多が佐賀の64.5、最低が沖縄39.4

 また、人口 10 万人当たりの薬局数は 50.5 で、都道府県別にみると、佐賀県が 64.5 と最も多く、次いで高知県が 60.4、山形県が 60.0 となっている。一方、沖縄県が 39.4 と最も少なく、次いで千葉県が 42.7、埼玉県が 43.7 となっている。(図7)

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