推し活市場は2022年では8000億円だったものが、2025年の予測では約3兆5000億程度まで拡大するとのデータもあるという。推し活をしている人の人口も年々増加しており、2024年と比較しても2.6ポイント増加している。推し活に1年間でかけた金額の平均は、25万5035円というデータもあるという。
同社ではこうした市場の活性化を受けて、推し活をきっかけにOTC医薬品の需要に気付きを与えたい考え。
例えば、推しのイベントをしっかり目に焼き付けたいというニーズから、目薬を提案することも可能ではないかとした。
イベントで声を出すことも多いため、ノドへのケアに該当する医薬品も提案できるのではないかとした。
そのほかOTC医薬品に関しては、「こどものおくすり箱」を提案。小児に関しては行政から医療費助成があるため、OTC医薬品の需要は少ないのではないかとの考え方もできるが、同社ではQOL向上に寄与する医薬品は漏れていることもあるとし、アイケアや便秘、おなかの悩み、乗り物酔い、皮膚、風邪、鼻炎、咳、アレルギー、口内炎、こどもの発育期の補助ビタミン、むし歯予防ーーなどのカテゴリーを揃えておくことを提案する。
【大木ヘルスケアHD】“推し活”キーに医薬品需要に気付き/目薬や喉ケア/秋冬商品提案で
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